SSブログ

読書を楽しむ「松下啓一 元気な町内会の作り方」

jitikai.jpg

自治会の運営に役に立つことが

掲載されていたので読んでみた

自主防災会へのアドバイスは、自分たちの町は自分たちで守るという気持ちと72時間は行政に頼らない。避難所生活のことを考えると女性のリーダーで組織することが望まれる。

空き家対策については、空き家届け出制度で空き家を把握する。空き家見回りサービスをするなどを行い、空き家が管理不全になるのを防ぎ、持ち主と連絡がとれるようにする。但し、自治会費の半分を負担してもらう。

自治会不要論に対しては、自治会が担っている役割を理解してもらう。自治会がなくなればゴミ置き場がなくなる。ゴミは各人が有料のゴミ袋に入れて自宅前にゴミ出ししなければならなくなる。

防犯灯が切れても個人で対応しなければならない。災害時も自主防災会がなければ安否確認等も疎かになる。迷惑な施設が地域内にできた時に個人で対応するしかない。行政等からの事前の情報が入手できなくなる。

自治会への不満が出るということは業務や運営が限界になってきたと考え、運営改革や事業仕分けを行う。

小さな成功体験を積み重ねることで自治会の取り組みが誇れる活動になるようにする。

自治会に加入せず公共活動にただ乗りする人がいるがそれは避けて通れないことだと理解する。

自治会の中にも様子見のひとがいるが、そういう人々を動かすには強制や輪番制を導入する。

自治会の仕事はどれくらいあるのだろうと仕事の棚卸を行う。仕事量が把握出来たら事業仕分けを行う。評価は活動評価(必要性・有効性・効率性・費用対効果)と組織評価(総会・役員会・各組織の機能状況・部会体制・情報公開・意思決定の方法など)を行い、結果として代替案や軽減策を検討する。

役員は1年交代でもできる体制を準備する。(引継ぎマニュアルの作成)

自治会は居心地がよいところで、自治会活動は楽しい活動だという組織運営を行う。

自治会が会員に安心・安全を与える(見守り活動の実施)。自宅の様子や本人の様子を見ることで判断する。

会員がふらっと気軽に立ち寄れる居場所をつくる。

担い手や参加者を増やす方法は、会員には仕事と家庭が第一といい、年間スケジュールを事前に示して、できるかもしれないものがあったら、参加してもらう。



共通テーマ: