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地上波で映画を楽しむ「イチケイのカラス」

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岡山県秋名市で起きた

海上自衛隊のイージス艦と民間貨物船の衝突事故

岡山県日尾美町で起きた

シキハマ株式会社日尾美工場のトラックが

運搬中に荷物を落とし、老婦人の運転する

車が交通事故

2つの事件に隠された、衝撃の真実とは

入間みちおが、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を去って2年。
岡山に異動したみちおが担当することになったのは、主婦が史上最年少防衛大臣・鵜城英二に包丁を突きつけたという傷害事件。事件の背景には、不審点だらけのイージス艦と貨物船の衝突事故があった。だがイージス艦の航海内容は全て国家機密で、みちおの伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵…!! 一方、坂間千鶴は、裁判官の「他職経験制度」で弁護士に。配属先は奇しくもみちおの隣町…! そこで出会った人権派弁護士・月本信吾とバディを組み、人々の悩みに寄り添う月本に、次第に心惹かれていく…。そんな中、町を支える地元大企業のある疑惑が浮かび上がる――。2つの事件に隠された、衝撃の真実。それは決して開けてはならない パンドラの箱だった――!? どうする、みちお…!!!?(チラシより抜粋)

なんで民間の貨物船は海上のルールを無視して衝突事故を起こしたのか?日尾美町にはなくてはならない大企業・シキハマの工場内で発生している健康被害。坂間千鶴の前に現れた人権派弁護士・月本は工場内へ不法侵入し、工業排水から、基準値を超える量の有毒な有機フッ素化合物を検出する。イージス艦との衝突事故で夫を失った妻は墓参に来た防衛大臣に対し包丁で傷害事件を起こした。彼女は夫の事故の真相を明らかにして欲しいと懇願した。この裁判の裁判官が入間みちおだった。一方、坂間千鶴は老婦人が交通事故を起こした裁判の弁護を引き受け勝訴する。そして、知り合った人権派弁護士・月本からシキハマの工場で発生している健康被害の調査協力を依頼される。地方に大企業があれば住民はそこに雇用され安定した生活が保障される。その企業で有害物質が検出されたとしたら雇用されている人々はどう考えるか。少子高齢化の現在の日本で地方から大企業が消えたら恩恵を受けている町の人びとの暮らしは一変する。真実を明らかにするにすることがなんとも切ないストーリー。

船長にも、工場の従業員にも、町の人びとにも、大臣にも、人に言えないことがあった。フジTV


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