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ケーブルTVで映画を楽しむ「 離 愁 」

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妻子ある中年男と

ドイツ生まれでユダヤ人女性の

列車内で出会った行きずりの恋

束の間の愛に燃え、別れ去った二人

再び、運命の赤い糸に操られ

禁じられた再会が待っていた

ナチスの進撃が迫る第二次世界大戦下のフランス。ラジオ修理工のジュリアンは臨月の妻と幼い娘を連れて疎開列車に乗り込むが、妻子とは別の車両に割り振られてしまう。大勢の避難民で身動きが取れないほど混雑する貨車内で、ジュリアンはドイツ生まれのユダヤ人女性アンナと出会い・・・。(ムービープラスストーリーより抜粋)

1940年4月ドイツ軍はフランスに侵攻した。北部でラジオの修理工をしていたジュリアンは身重の妻とこどもを連れて列車で故郷を離れた。列車では妻子は客車に乗車し、夫は家畜車に乗車した。列車が停車した時にひとりの女性アンナを満員の家畜車に乗せた。ふたりは車内で無言で見つめあっていた。列車はドイツ軍の爆撃を受け多数の死傷者を出したが海のある街までたどり着く。そしてアンナは何も言わずに姿を消す。

1943年の冬。ドイツ占領下のフランス。ジュリアンはナチの秘密警察から呼び出しを受ける。警察にはレジスタンの一員として捕まっていたアンナがいた。ジュリアンは、アンナとの関係を追求される。知らないと言えば身の安全を守ることが出来たが、ジュリアンはアンナを抱きしめた。このラストシーンに涙するというお話。ムービープラス