読書を楽しむ「中島たい子 心臓異色」
中古のユーズド心臓をネットで買って 移植してから、食べ物の好みや行動が 変わってしまった男・林 日出雄 ガールフレンドの絵梨花に可笑しいと言われ、彼は病院へ連れて行かれた。 手術前はカレーに入っている肉を彼は彼女にあげていたが、 手術後は毎日ステーキを食べるようになった。 これまでは家で毎日ゴロゴロしていたが手術後はやたらと出かけて 行きたがるようになった。 医者は心臓と食べ物の嗜好や性格は、関係ないと説明したが・・・。 この後も、日出雄は犯罪現場に興味を持ったり、血がしたたる肉を 食べたくなったり、彼女の家に窓から侵入したり、病院の爆発を予知 したりとおかしいことが目立った。 日出雄は人工心臓の購入前のオーナー探しをはじめた。 そして、判明したオーナーとは意外や意外。 ここから先は本を読んでのお楽しみ。