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レンタルDVDで映画を楽しむ「AI崩壊」

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2030年ーわずか10年後の未来の物語 

全国民の個人情報と健康を管理したAI「のぞみ」が

人々の生活に欠かせないライフラインになっていた 

2023年桐生浩介は妻の望と医療AIの開発をしていたが妻はガンに侵されて余命わずかだった。開発された学習する医療AIはこの時、国の認可が下りず、妻は亡くなり、桐生は娘の心とシンガポールへ住居を移した。やがて医療AIは「のぞみ」と名付けられ国民の生活に欠かせないものになった。2028年失業者が増大しAIに反対するデモが起きた。

2030年桐生の義弟・西村はAI管理会社HOPE社の代表取締役になっていた。西村から桐生は「のぞみ」が総理大臣賞を受賞することになったと連絡を受け娘と日本へ。HOPE社のサーバールームを見学した後、受賞記念講演を行い首相官邸へ向かう車に乗り込んだときに娘の心が親子で撮った写真をどこかに落としたと言ってサーバールームへ戻り、桐生は車で首相官邸へ向かった。心がサーバールームに入ってから突然AI「のぞみ」がシステム障害を起こした。首相官邸では首相が突然倒れ、街中で人々が突然倒れ始めた。「のぞみ」のサーバーに異変が起こり、ひとの言うことを聞かなくなった。そして、心はひとりサーバールームに閉じ込められた。警察庁のサイバー犯罪対策課の理事官・桜庭が自らが開発した追跡AI「百目」を使い、犯人の特定をスタートさせた。TVではシステム障害による死者の数が1万人になったとニュースが流れていた。そして「百目」が特定した犯人は首相官邸に向かう車に乗った「のぞみ」の開発者・桐生だった。桐生は警察から追われる立場になった。「のぞみ」は国民の生死の選別をはじめた。

AIがもし暴走したらという物語でマイナンバーカードのことを思い出した。個人情報が個人を選別する道具に使われたら映画のようなことが起きるかも知れない。日本のシステムは給付金の給付でもうまくいかないでいる昨今、導入したらシステムを悪用されること無きにしもあらず。どこまで信用できるか些か不安でもある。ツタヤレンタルDVD

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