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読書を楽しむ「ローレン・グロフ 丸い地球のどこかの曲がり角で」

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ジュードという男の物語 

フロリダの爬虫類が群れ住む沼のほとりのクラッカーハウスでジュードは生まれた。父は大学の教員で爬虫類と両生類を研究していた。母はクリスチャンだった。父は蛇を家に持ち込んでいた。何匹もの蛇がとぐろを巻いて住み着いた。ジュードが2歳の時に父は戦争でフランスへ出かけた。母は、蛇を鍬で殺した。母子は海岸へ引っ越しをした。母は本屋を開いた。6歳になったジュードは蟻塚を見て掛け算を発見した。母子は父が帰ってきて、またもとの場所へ引っ越しをした。父はまた蛇を家に入れた。母はジュードを置いて家出をした。10歳の時ジュードに母から幾何学の本が届いた。ジュードの家の周囲に大学のキャンパスができた。13歳の時に大学の図書館で本を読み漁った。父が泊りがけで出かけて一週間たっても帰ってこなかった。テントの中で死んでいた。ハイスクールを卒業した日に母がいるボストンへ行った。本屋をしていた。ジュードが大学3年生のときに母が病で亡くなった。彼は天涯孤独になった。それでもジュードは運に恵まれた人生を送ることができた。天涯孤独のジュードの人生の続きは本を読んでのお楽しみ。


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