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ケーブルTVで映画を楽しむ「落穂拾い」

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モノを拾うという文化

パリのカフェで時間を過ごしていたアニエス・ヴァルダ監督は、取り引きが終わった市場の道や段ボールに残された食べ物を拾う人々を見かける。その姿からヴァルダは、収穫後の田畑に落ちた穀物の穂を拾い集める人々を描いたミレーの「落穂拾い」を思い出す。そこでヴァルダは“現代の落穂拾い”を見つけるため、ハンディカメラを手にフランス各地へ足を運ぶ。そして、物を拾う人々の姿を通じて、現代社会の“豊かさ”の実態を映す。(ザ・シネマストーリーより抜粋)

パリの市場で、道路に落ちているものを拾う人たち、海辺でも落ちているものを拾う人たち、農園でも落ちているものを拾うひとたち、いろいろな場所で人々が拾い集める動作を観察したドキュメンタリー映画。拾う人と拾ってもいいというひとがいて、もったいないからというひともいる。生肉は拾うとすぐに火にかける。捨てられたTVは修理して自分で観たり、ひとにあげる。日本では考えずらい現象だ。ザ・シネマ


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