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ケーブルTVで映画を楽しむ「30年後の同窓会」

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妻に先立たれ、2日前に息子が戦死した父は

耐え切れない悲しみの中、故郷へ帰る旅に

30年間音信普通だった戦友を誘った

2003年12月、ラリー・シェパード(ドク)は旧知のサル・ニーロンが経営するバーを訪れる。ドクとサルはベトナム戦争で同じ部隊で従軍していた。2人はもう一人の旧友、今は牧師として暮らすリチャード・ミューラー(元海兵隊員)の家を訪ねることになる。ディナーの席で、ドクは妻と一人息子を亡くしたことを明かす。ドクがサルとミューラーに会いたがったのは、イラクで戦死した海兵隊員の息子ラリー・ジュニアの遺体を引き取りに行くのに同行して欲しかったからなのだという。こうして30年ぶりに再会した三人の旅が始まる。(公式サイトストーリーより抜粋)

ドクの息子は2日前にイラクで死んだので遺体を引き取りにワシントンD.Cへ向かったが遺体はドーバー空軍基地にあった。そこで息子と同じ部隊だった軍曹から死の真相を教えられる。銃撃戦で死んだのではなくコーラを買いに行った帰りに現地の男に頭を後ろから撃たれて亡くなったと。中年男3人にもベトナムでの苦い思い出が今でもトラウマになっていた。ベトナムで3人はモルヒネで気を紛らわしていた。サルは、モルヒネ中毒になり、ある日同じ部隊の黒人兵士が撃たれモルヒネが必要だったが使い果たし兵士を死なせてしまった過去があった。

戦争による痛みを知った中年男たちの友情と再生の物語だったが日本で平和ボケしていると戦争という言葉も他所の国のことのように聞こえる。それは戦争を知らない世代が映画を観ているからだと納得してしまう。ムービープラス


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