読書を楽しむ「三上 延 ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と虚ろな夢」
このシリーズ久しく読んでいなかったら
栞子と大輔の間に娘が生まれていて
扉子という名で母親と同じ本の虫だった
新しい事件手帖は扉子がサブタイトルになっていた
栞子は樋口佳穂という中年の女性から相談を受けていた。2ケ月前にガンで亡くなった離婚した夫の古書を息子の恭一郎が相続することになったが前の夫の父親が藤沢の古書即売会で売り払おうとしているので、それを止めて欲しいという依頼だった。夫の父親は戸塚の駅の近くで虚貝堂という古書店を経営していた。この話を娘の扉子がこっそり聞いていた。
藤沢の古書即売会で事件は起きた。映画のパンフレットの値札が本物から偽物にすり替えられた。犯人はフリマサイトに出品し販売しようとしていた。
同じ古書販売会で「樋口一葉関連の蔵書」の中に希少価値がつく5千円札が5枚見つかるという事件。
舞台は古書即売会。如何な理由で事件は起きるのか。読んでみなければ答えは分からず仕舞いということで読んでみたら納得の答えに辿り着きました。