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読書を楽しむ「ジュリー・サラモン クリスマスの木」

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N.Y.ロックフェラー・センターの庭師と

一本の木を心の拠り所として生きてきた修道女の物語 

庭師はクリスマスの季節になると完璧なクリスマス・ツリーを探していた。ツリーはサンタクロースが住む北極に近いドイツトウヒを使用していた。ニュージャージー州の空をヘリで飛び回った時、条件をクリアする木が見つかった。その木はブラッシュ・クリーク修道院の中にあった。庭師は修道院を訪問しシスター・アンソニーに会った。シスター・アンソニーは庭師が欲しい木をトゥリーと呼んでいた。そしてシスターの生い立ちを聞くことになった。ニューヨークで生まれたシスターはアンナという名だった。5歳で両親を失い、面倒を見ることができる叔母も歳を取っていて、子供の家という施設に入りました。

1年後、アンナはブラッシュ・クリークの修道院へ住むことになったがひとりぼっちでした。そして空地の片隅で見つけた小さな木がトゥリーでした。シスターはドイツトウヒのトゥリーと会話をするようになり、バイオリンができるとか、木は紙になり、紙は本になるとか、クリスマスツリーになれるとか話しました。クリスマスをテーマにした本は心温まる物語が多い。


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