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読書を楽しむ「水津陽子 自治会・町内会負担軽減&IT活用事例ブック」

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こんな時代に求められるもの

それは人とのつながり

私たちは以前に比べ学ばなくなった。スマホやパソコンですぐに解答を求めてしまう。本を読んで参考にしようという考えもなくなっている。そのくらい現代人はなぜか忙しい。

自治会という組織もうまくいかないことが増えてきた。増えてきたが頭の中は昭和の時代の考え方を引きずって令和まで来ているので簡単には頭を切り替えることはできない。横浜市では「コロナ化での自治会町内会活動について」というDVDを配布している。その中にIT活用を盛り込んでいる。令和の時代、自治会に加入し、活動に参加してもらうには、時代の変化に対応した運営や活動に変えていくしかない。加入率の低下や担い手不足の要因でもある。また行政からの依頼事項も見直す時が来ている。役員の負担や活動の満足度や新たな担い手の呼び込みも必要になってきている。また、会員の声を反映した運営や活動になっているかも検証する必要がある。自治会は限られた役員で担っているが活動の従事日数が月に4日から7日を占めている。地方自治体の下請けになっている。組織やルールを昭和から令和へアップデートする必要がある。見直しの方向性として、活動の見える化や情報公開、説明責任。補助金や助成金の活用。会員の声を聞く、有償ボランティア制度など。ITを活用した広報活動。自治会は住民が主役の活動であり、住民がどういったことをやりたいかを知る必要がある。会員の1/3が参加する防災訓練の検討(安否確認訓練)。自治会に関心がある人や役員のひとは読んだほうがいい。


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