読書を楽しむ「ヨシタケシンスケ あるかしら書店」

その書店は町のはずれにありました

「本にまつわる専門店」で

店のおじさんに「OOについての本ありますか？」って

聞くと、「ありますよ」といって

奥から出してきてくれます

ちょっとめずらしい本、本にまつわる道具、本にまつわる仕事、本にまつわるイベント、本にまつわる名所、本そのものについて、図書館・書店についての本が勢揃い。

例えば、めずらしい本とはどんな本か気になります。店のおじさんが出してきた本は「作家の木の育て方」「世界のしかけ絵本」「2人で読む本」「月光本」の４冊。確かにめずらしいが中身にどんなことが書いてあるか気になる。だから本を借りて読んだ。

本にまつわるイベントでは「本のお祭り」「書店婚」「想像力のリレー」「世界一周読書の旅」。特殊なカプセルの中で本を読みながら世界一周をする旅は、ヘリコプターにカプセルが吊るされて、カプセルの中から絶景を観たり、カプセルを川に流して船旅を楽しんだり、海の中を潜水艦に曳航されたり、宇宙を衛星で巡るなどの旅となっているが本に夢中になると外を見ないで過ごしてしまうので注意が必要。あるかしら書店で働くには類まれな想像力が必要とされるということが分かった。