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ケーブルTVで映画を楽しむ「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」

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いつもの朝、妻が死んだ

妻が死んで気がついた

死んだのにつらくもなんともない

ディヴィスは出世コースに乗り、富も地位も手に入れたエリート銀行員。高層タワーの上層階で空虚な数字と向き合う日々。そんな会社へ向かういつもの朝。突然の交通事故で美しい妻を失った。しかし、一滴の涙も出ず、哀しみにさえ無感覚になっている自分に気づいたデイヴィス。彼女のことを本当に愛していたのか?俺の心は処へいってしまったんだ?心の修理も車の修理も同じことだ。まず隅々まで点検して組み立て直すんだ。義父からの警告が引き金になり、デイヴィスは身の回りのあらゆるものを破壊しはじめる。会社のトイレ、パソコン、妻のドレッサー、そして自らの結婚生活の象徴である”家”すらもー。あらゆるものを破壊していく中で、デイヴィスは妻が遺していたメモを見つけるが・・・。(チラシより抜粋)                                         ひとは突然に死を迎えることもある。夫の車に同乗した妻が交通事故に遭い亡くなる。夫が気づいた時には妻は死んでいたが夫はそんなことにお構いなく会社へ出社した。葬儀でも泣かなかった。そんな男に義理の父が警告する。そして、男の破壊がはじまる。失ったものを取り戻すために・・・。映画の題名は、夫が交通事故車を解体し日よけの中に付箋を見つけ「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」と書かれていた。その付箋は妻が書いたものだった。その付箋を見つけるには雨の日は日よけを使用しないので見つけられないが、晴れの日は日よけを降ろすので見つけられるというしゃれた理由があった。こんなことができる妻は最高だという物語。ムービープラス