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読書を楽しむ「戦争はなぜ起こる?どうすれば防げるのか?」

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本を読むことでじっくり考える時間ができる

一度目は目を通して読んで

二度目はじっくり考えて読む

テーマは戦争と平和

世界には190以上の国があり、国際社会をつくっている。この国際社会のルール(法律)を定めたものが「国際法」。しかし国際法を破る国があっても、取り締まることも、処罰することもできないのが現状。(法的強制力の欠如=したがう義務がないということ)

国または国家とは、一定の土地があり、そこに住む人によってつくられ、ひとつの政府によって治められている社会をいう。国は他の国に干渉されたり支配されたりせず、国内の政治や他国との外交を行うかの権利を持っている。そして、領域という領土・領海・領空を防衛し国民の安全を守っている。

戦争が起こるきっかけは、領域をめぐる対立、国内の複数の民族による対立、宗教の違いによる対立が考えられる。対立が戦争へ発展する要因は、人間の本能による。欲求が満たされないと攻撃や破壊行動に走り、安全が脅かされたりすると強硬な行動をとることがある。自分の利益を守り、保身を図ろうとする指導者の行動が起こすこともある。

戦争を防ぐ良い方法は古代より、反撃できる軍事力を確保することで敵の攻撃を抑止できるという考え方がある。敵対する国同士の力関係が同じであれば平和が保たれ、偏ると戦争が起きやすいという。戦争の目的は敵に降参させることにあり、相手の命を奪うことではないがルールは守られていない。

現在の国際法は、戦争をなくし、国際社会の平和を維持するだけの力がない。違反した国は「国際常識のない国」と言われるだけ。


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