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読書を楽しむ「週間ダイヤモンド 親と子の介護」

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介護は突然やってくる

何事も歳をとると突然やってくると思う。

91歳のお袋がいる。妹と一緒に暮らしている。
要介護1になったが足が弱くなった以外は至って元気だ。
デイサービスにも行っているし、家族も2ヶ月に1回は会っている。
家の中もバリアフリーにした。

心配があるとすればこの先のことになる。
事前の準備や心構えができていれば「何をしたらいいかのかわからない」
ということは避けられる。
そんな理由で読んだ。

親の本音は元気なうちに聞いておくこと。
親が住みたい場所や誰に介護を受けたいか、介護資金は
誰が出すのか、どんな治療を受けたいかなど。

身内で親の介護についてよく話し合っておくこと。

どんな介護サービスがあるか知ること。

親を中心にして介護の関係者の協力が得られる体制をとる。
わからないことは地域包括支援センターに相談する。
ケアマネジャーに予算や優先事項を伝える。
ケアマネジャーとケアプランを作成する。
介護するひとの負担を減らすプランも考える。

認知症の患者とコミユニケーションをとるときは否定しないこと。
また、怒ったり、いらいらしないこと。

介護施設についても事前に調べておくこと。

介護での悩みは、家族をはじめとした周囲に協力をお願いしたり
介護サービスを上手に利用したりして仕事はやめないこと。

認知症と思われる症状が出たら可能な限り、本人を観察し問題が
発生した前後のことを調べ原因を突き止め対策を立てる。
対策を立ててもすっきり解決しないということを知っておくこと。

介護をするひとは、ひとりで抱え込まない。相談すること。

いろいろ読んでみると独身者の老後が凄く心配になる。
このことを多分、本人は知らない。

2014.6.8読書
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