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映画を楽しむ「東ベルリンから来た女」

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女はベルリンからきて、西側の恋人とデンマークへ脱出を考えていた

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原題は「バルバラ」主人公の女医の名前。ドイツ映画。

1980年、ドイツが東西に分かれていたときの物語。
女医のバルバラはベルリンの大病院から自転車で走ればバトル海に
出られる田舎町の小さな病院へ左遷されてきた。
彼女は西側への移住申請をしたための左遷だった。

バルバラは、病院では孤立した態度をとっていたがライザー医師だけが
彼女を擁護するような態度をとった。
ライザー医師は彼女を車で家まで初日に送った。
2日目、彼女は自転車で病院へ行った。
彼女は病院の帰り電車に乗りどこかへ出かけ立ち寄った
レストランのトイレで女性から小包を預かった。
中には、現金とメモが入っていた。
メモには、森で会いたいという時間が書かれていた。
彼女は、現金を帰宅途中にある十字架の後ろに隠した。
彼女が家に戻ると秘密警察が来て家捜しをした。
彼女は西側への移住申請をしたことで秘密警察の監視下に
置かれていた。
警察は家の中や彼女の身体検査まで実施した。

翌日、バルバラは病院の帰りに森に行った。
そこにベンツに乗った男ふたりが来てひとりが森の中へいった。
バルバラとその男は森の中で愛し合った。
男は西側にいるバルバラの恋人ヨルクだった。
ヨルクはバルバラにタバコを差し入れした。

労働所から逃げ出し6ヶ月間草むらに隠れていた少女ステラがマダニに
感染し病院に入院した。
ステラはバルバラに作業所に戻りたくないと言い、妊娠していることを
告げるが彼女は労働所に戻される。

バルバラは十字架の後ろに隠した現金を取り出して家の中に隠した。

病院に自殺未遂をした少年マリオが入院する。
診断の結果は開頭手術が必要だった。
それはマリオの脳に障害が残っているためだった。

バルバラは、電車に乗り出かける。
行った先に外国人専用ホテルがあり、そこに恋人ヨルクがいて窓から
彼女は入り、ヨルクから今週末に舟でバルバラを西側に脱出させる
計画を知らされる。
バルバラを海岸から舟でデンマークへ密出国するさせる計画だった。

その頃、少女ステラが作業場から脱出した。
バルバラは、家に戻ると秘密警察がいて家宅捜査と身体検査を受ける。

そして、脱出の日。
マリオの開頭手術が行われることになりバルバラも呼ばれていた。
同じ日、少女ステラもバルバラの自宅に助けを求めてきた。

バルバラは、西への脱出か 手術か 医師としての良心を求められます。
そして、彼女が出した結論は、映画を観てのお楽しみ。

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