映画を楽しむ「ラスト・クリスマス」

8年間病院の無菌室で暮らしているトミー少年
トミーが誕生してから夫婦仲は冷めていた
このことを知ったトミーは病院を抜け出した

イタリア映画です。
8歳のトミーは血液抗体欠落症という病気で生まれたときからガラス張り
の無菌室で過していました。
トミーは、細菌やビールスに抵抗できないため外に出たことがありません
でした。
そのため病室にはTVやバスケ用のネツトが用意され、スケボーができる
スペースも確保されていました。
親友のラリーだけが犬を連れて毎日面会に来ていました。
両親は、父親が人形芝居のタレントで母親が染色家でした。
トミーは、両親と暮らせないことを悲しんでいました。
両親は、母親がトミーを産んで以来自分を責めて夫婦の仲はギクシャクし
離婚が話し合われていました。

トミーは、このことで両親の離婚の原因は自分にあると思い込み死を覚悟で
病室を抜け出してしまいます。
トミーは、親友の手助けを得て、両親がラブラブのときに暮らしていた田舎の
家を目指します。
そして、家についたとき雪が降ってきました。

すべては自分のせいだと考えた少年トミーの願いは両親がこれまで通りに
仲良く暮らすこと。
命を懸けてまで決行したトミーの願いは叶うのか、結果は映画を観ての
お楽しみ。