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BSで映画を楽しむ「アンコール!!」

 m013.JPG                                                            イギリス映画です                                                                                 出演者は大半が老人                                                                        72歳の頑固老人が妻のために合唱団で歌う 人生初のラブソング                                                  曲目は、グッドナイト(私の天使)                                                                   頑固爺さんアーサーが病弱な妻マリオンとふたりで 暮らしているところから始まります。                                      アーサーの1日は、タバコを吸うくらいでなにもしないでいました。                                        唯一、アーサーがマリオンにしていることは車椅子を押すことでした。                                      妻のマリオンは、年金ズという地元の老人ばかりの合唱団で 歌っていました。                             曲はロックやポップでした。                                                             あるとき、マリオンの合唱団は合唱団を指導する先生より 国際コンクールの                            オーディションに出場すると発表されます。                                                      マリオンは一生懸命歌の練習をします。                                                     そんなときにマリオンは練習の場で意識を失い倒れてしまい ます。                                         病院で医師の説明を受けたアーサーとマリオンはがんが 再発し病院で治療を                              しても痛みが伴い改善もしないと 言われます。                                                 アーサーの息子も近くに娘と住んでいますが関係は ギクシャクしていました。                                 そして、マリオンはベットである日突然息を引き取ります。                                          アーサーは、部屋でひとり大泣きをします。                                                 妻亡き後、アーサーはなにもしないで毎日を送っていました。                                                   そんなアーサーのことを心配して音楽の先生エリザベスが 家を訪ねます。                                   合唱団に入らないかと、最初は拒んでいたアーサーでしたが 数回会ううちにこころが                          打ち解け、エリザベスが恋人に捨てられ アーサーが相談にのってあげたりしてアーサー                       もようやく自分の殻 から出ようと意識しだします。                                                       そして、アーサーはあるとき合唱団を訪ね入団します。                                                               年金ズは、オーディションを通過しコンクールに参加が決まり 猛練習を                                     スタートさせます。                                                         コンクールの舞台に立ったアーサーは多数の観客を前にして 歌えずにいます。                                                        そこへ一声、娘から声が掛かります「おじいちゃん、歌って」 そして、アーサーは                                           「歌わにゃイカん、理由ができた」と言って 歌い始めます。                                                           それは、亡き妻へのラブソングでした。                                                                    映画を通して観る、老後の人生は老老介護に疲れてしまう ひともいれば、                                                この映画のような合唱団で歌い続けるひとも いる。                                                              老人になると頑固になるというのが世間の常識であるならば この映画のように                                「ひとはいつだって変われる」を実践する ことも必要です。                                                良い、教訓でした。                                                                                 BSプレミアム


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