地上波でで映画を楽しむ「君の膵臓をたべたい」
大人になっても消えない想いが、物語を動かすー 僕と彼女のかけがえのない日々 僕は、母校に勤める高校の国語教師。 まじめな性格で、学生時代には図書館の膨大な本をたった一人で分類・整理した。 その図書館の取り壊しが決まり蔵書整理を頼まれる。 図書館は、高校時代のクラスメイト・山内桜良との思い出が詰まった場所だった。 それは今から12年前、桜良が膵臓の病気で余命わずかであることを知って しまったところからはじまる。
山内桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった僕。 彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数か月を思い出していくー。 膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫(闘病日記)」を偶然見つけた ことから、僕と桜良は次第に一緒に過ごすことに。 だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。 桜良の死から12年。 結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子もまた、僕と同様に、桜良と過ごした 日々を思い出していたー。 そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった 本当の想いを知る2人ー。 (チラシより抜粋) ラスト、きっとこのタイトルに涙するは当たっている。 僕は病院で彼女の共病文庫を拾った。 そこには余命わずかな彼女の闘病の日々が綴られていた。 秘密を知ってしまった僕は彼女の”死ぬまでにしたいこと”に付き合い始める。
僕は聞く「君にとって、生きるっていうのは、どういうこと?」 彼女は答える。「生きるっていうのはね、きっと誰かと心を通わせること。 そのものを指して、生きるって呼ぶんだよ」。 作者はこういうことを言いたいのではと思った。 TV朝日