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ケーブルTVで映画を楽しむ「シーズンズ 2万年の地球旅行」

002.JPG                                           氷河期の終わりから2万年                                            人間と動物たちが歩んできた悠久の時間                                           動物たちの生態を綴ったネイチャードキュメンタリー                                       2万年前、およそ7万年前から続いてきた最終氷期の中で、 最も厳しい寒さに                                      見舞われたのが、この時期だった。                                                   永遠に続くかのような冬。                                                           荒れ狂う猛吹雪の中、ジャコウウシ、 トナカイなどの動物たちが亡者のような                                                     姿で長い列を作り、頭を 低く垂れ、蹄で凍った大地をひっかきながら重い                                足取りで進む。                                              おびただしい数の動物の群れが、氷のように冷たい風に逆らいながら、                       わずかながらの食料を探している。                                       極寒の地で懸命に卵を温める シロフクロウもいる。                                       およそ1万年前、太陽をまわる地球の軌道が変化し、気温が急上昇。                               大地を覆う氷から解放され、氷河期が終わる。                                     氷河期を生きた動物 たちは、北へ向かう長い旅がはじまる。                                          急速に緑の海が大陸全土に広がり、深い森は新しい命に満ちあふれ、                       鳥たちはさえずり、カエルは鳴き、虫たちは、あらゆる音を奏でる。                      哺乳類、鳥類、両生類、爬虫類があちこちを動き回る。                                         四季のはじまりにより、春に新たな生命が誕生し、夏に誕生した生命が                       躍動し、秋に繁殖の時期を迎え、厳しい冬に備える、という生命の サイクルが                 はじまる。                                                       雨風をしのぎ、夏の強い日差しから守る樹木が豊かな、生物多様性に                    富んだ森は、動物たちの楽園だ。                                               木の幹に登り、枯れ葉を引っかき回し、池を泳ぎ、落ち葉や泉で踊り、                        それぞれが家族でじゃれあう。                                            巡りゆく季節のリズムに向かって行進し、格闘し、求愛する。自然は、                                  捕食者であるクマ、オオカミ、オオヤマネコに食物を与える。                                    豊かな時代、平和な時代。 動物たちが森の全てを謳歌できる日々に変化が                        訪れる。                                               木々は人間の斧で 打ち倒されていく。                                             人間は、土地を耕し、種を蒔き、農民の集落を形成した。                                  そして、牛や ブタ、ヤギなどを家畜にしてゆく。                                森は田畑に取って代わり、バイソンのような大型の動物は大陸のはずれに                         逃げ込むしかない。                                              しかし、その他の動物にとっては、集落の生活が恵み となる。                                生け垣には小鳥のさえずりが響き渡り、黄金に輝く稲の実り、牧草地では                        虫たちが音を立てる。                                               陽光きらめく池は自らを飾りたて、魚、昆虫、カエル、水鳥たちを喜ばせる。                    (公式サイト ストーリーより抜粋)                                                    海外から動物たちの生態を描いた記録映画が来るたびに観ている。                        膨大な時間を費やしたこれらの生態記録は地球で共に生きるものとして興味                     シンシンである。                                          森がどのようにしてできたか、この映画から学べる。                                    アース、オーシャンズなど動物たちから生きることの厳しさを学ぶことで                    ひともまた生きるすべを学ぶことになる。                                こどもたちに親が勧め見せるべき映画です。                               シネフィルWOWOW


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