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読書を楽しむ「オフィス気象キャスター㈱天気予報活用ハンドブック」

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気象災害が発生する季節になった

コロナ過で少しでも学んでおこうと暇人は考えた

知らないより知っているにこしたことはない。気圧という言葉を耳にする。気圧ってなに?地球を取り巻く空気のことだそうです。空気が地上付近から上空へ逃げると低気圧と呼ばれ、逆に上空から地上付近へ押しつぶすように空気が降りてくると高気圧と呼ぶそうです。春一番は春の嵐で吹雪の前触れ。梅雨入りの定義は「晩春から夏にかけて曇りや雨が多く現れる現象」で週間予報をもとに今後曇りや雨が続きそうだと判断したときに「梅雨入り」と発表するそうです。大気の状態が不安定とは、暖かい空気が下にあり、冷たい空気が上にあると「不安定」という。反対に「安定」とは暖かい空気が上にあり、冷たい空気が下にあることをいう。雷やヒョウなどの気象現象は「大気が不安定」の時に発生する。上空に寒気が入ってくると上空と地上付近の温度差で不安定になることが予測できる。台風とは熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が17.2m/s以上に発達したもので、熱帯の海で発生する、暖かい空気でできた低気圧。台風は周りの風によって流される。台風は一生を海の上で過ごすが海には観測機器を置くことができず予報が難しかったが、現在は衛星画像で見た雲の形状から推定することができるようになった。雪が解けると降った雨以上の水が流れる。融雪洪水という。雪崩には「表層雪崩」と「全層雪崩」があり、表層雪崩は冬に多く、表面の新雪の層だけが崩れる現象。雪の層全体が崩れる現象が全層雪崩で春先の気温が上がった時に地面と接触している雪が解け始めて発生する。猛暑は最も死者の多い気象災害。暑さは災害として認識されていないが熱中症で亡くなる人は多い。台風の通過時に海から風が吹き込み、陸に海水を吹き付けることで配電設備がショートしたり、電線がショートする停電も起きている。気象に関する防災情報は知っておくことが「命を守るための情報」になると書かれている。


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