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ケーブルTVで映画を楽しむ「天使のいる図書館」

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超現実思考の新人司書・吉井さくらは職場では浮いた存在だったが

老婦人・芦高礼子が現れてから、さくらは変わった

舞台は美しい景観に恵まれた神話の里・奈良県葛城地域にある図書館。

東京の大学を出て、地元の図書館に就職し新人司書として働く吉井さくらは、レファレンスサービスという慣れない仕事にとまどいながら日々を過ごしていた。理科系の女の子であるさくらは、合理的な考え方と、主観で物事を語ることを嫌う性格が災いし、同僚や上司とうまく馴染めずにいる。ある時、図書館に訪れた芦高礼子と名乗る老婦人から、神社を背景に2人の男女が写る1枚の古い写真を見せられる。地図を見るのが好きなさくらは、この土地の地理に詳しく、その場所に行くことを望んでいると早合点し、何かを言おうとする礼子にお構いなしに、その写真の場所へ連れて行く。ようやく自分を活かせる仕事を見つけたと思ったさくらは、それから度々違う写真を持ってくる礼子と共に葛城地域の名所をまわるようになっていく。次第に礼子と会話をしていく中で、すでに亡くなってしまった祖母を思い出し、図書館の利用者の一人としてではなく、礼子のために頑張りたいという気持ちが芽生えてくる。礼子自身も最初は冴えない表情でさくらについていっていたが、写真の場所を巡っていくにつれ、昔の思い出に浸るようになり、さくらとともに、この小旅行が楽しくなってくる。そんなある日、いつもどおり写真の場所へと連れて行くことを約束していたにもかかわらず、礼子は図書館に姿を見せなかった。次の日、礼子のことを知る男性がさくらの前に現れる…。(公式サイトストーリーより抜粋)


老婦人は若いころ奈良で教師をしていた。結婚して東京で暮らしていたが病を患い故郷へ戻って来た。そして、老婦人が図書館を訪れたのは教え子に会うためだったがさくらが勘違いをして名所めぐりをしてしまった。伝えたい思いを伝えるためにひとは故郷へ戻る。図書館の司書の仕事を知るにはお勧めです。そして地味な映画です。TBSチャンネル



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