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読書を楽しむ「辻 みゆき 家族セッション」

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13歳の誕生日の日に両親から打ち明けられた出生の秘密

それは、病院での赤ちゃんすり替え事件

病院に入り込んだ女性がいたずらに赤ちゃんを入れ替え

刑務所で余命がわずかなときに告白をした

桜木千鈴は13歳の誕生日の日、明日から中学生と言う日に千鈴と血がつながったお父さんとお母さんは別の人だったと告げられた。入れ替えは3人同時に行われたことを知る。そして入れ替えられた親同士は顔合わせをしていた。入れ替えられたふたりは千鈴の同級生だった。ひとりは門倉さんで、ひとりは一条さんだった。門倉さんは地元で有名な門倉運送の娘だった。一条さんはお母さんがいない家庭だった。中学校のクラス分けで3人は同じクラスになった。門倉姫乃も昨夜パパとママから話を聞いていた。姫乃は桜木家のこどもだった。一条菜穂は門倉家のこどもだった。千鈴は一条家のこどもだった。菜穂は一週間前に父親から話を聞いていた。3人は入れ替えされたことをクラスのみんなに内緒にすることに決めた。

普通の家庭に育った千鈴、お嬢様育ちの姫乃、シングルファーザー家庭の菜種。3人はそれぞれの親から、「赤ちゃんのときにすり替えられていた。」という衝撃の事実を知らされる。それぞれの家へホームステイをしながら、3人はそれぞれの思いを抱え、悩み、葛藤する。ほんとうの家族とは何か、真の愛情とは--。運命に翻弄されながらも、3人は新しい一歩を踏み出していく。(一部講談社ブック倶楽部内容紹介より抜粋)

3人は8月の終わりに家出をして連れ戻された。神様はでたらめな縁を結ぶ。そして3人が家族が出した結論は本を読んでのお楽しみ。




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