読書を楽しむ「たにかわしゅんたろう へいわとせんそう」
へいわなよるは、かぞくがゆめをみながらねている
せんそうのよるは、しんしつはまっくら
へいわのくもは、そらにうかぶくも
せんそうのくもは、かくのきのこぐも
人間も自然も日常も変えてしまうのが戦争
見開きページになっていて左側にへいわが描かれ、右側にせんそうが描かれている。
へいわのボクはふつうのこども、せんそうのボクはじっとがまんしてるこども。
へいわのチチはこどもをせなかにのせている、せんそうのチチはぐんぷくをきてぶきをもっている。
へいわのかぞくはかぞくでしょうくたくをかこむ、せんそうのかぞくはしょくたくにだれもいない。
へいわのどうぐはえんぴつ、せんぞうのどうぐはけんじゅう。
へいわのきはみがなったき、せんそうのきははかいされおれたき。
へいわなうみはいるかがおよいでいる、せんそうのうみはせんすいかんがようすをうかがっている。
へいわなまちはひとびとがまちをあるいている、せんそうのまちはまちなかにしたいだらけ。
みかたのあさとてきのあさはおなじ。
みかたのあかちゃんとてきのあかちゃんもおなじ。
こどもにせんそうをおしえるときにやくにたつほんでした。