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読書を楽しむ「最先端治療 子宮がん・卵巣がん」[

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国立がん研究センター中央病院 編著

がん治療に関する情報はメディアを通じて多く得られるが、間違った情報も多く、正しい情報を得るにはがん専門病院が出している最新の書籍による情報が信頼できる。

子宮がんと診断されたら、がんが日本人の2人に1人がかかる可能性があり身近な病気であること。標準的な治療法は手術であること。治療法の選択については患者と医療者で情報を共有し意思決定を行うこと。医師は病名、進行期、現在選択できる治療法の種類、それらの治療法のメリットやリスクを可能な限り情報提供するので患者は納得できる治療法の決定を得られる。子宮に腫瘍の存在が確認されたら、その広がりや悪性度を調べる検査として、画像検査(超音波検査・CT検査・MRI検査)や病理検査(採取した腫瘍を顕微鏡で調べる検査)を行う。検査をしても検査結果は推定であり、確定は手術後に、組織型や浸潤、広がりの度合い、悪性度などが診断され、その情報をもとに治療方針が検討される。

閉経後に不正性器出血が起きたら

子宮体がんの患者に見られる特徴であり

早めの受診が必要

子宮体がんについて学んだ。このがんになる発生タイプは2つあること。がん細胞は4つに分類されること。細胞の分裂度合いで3つに分類される。手術前に進行期を推定し手術後に正確な進行期判定とリスクの分類により治療方針が検討される。手術前に患者と配偶者が医師に呼ばれる。検査による推定進行期が説明され納得することで手術となる。医師に会う前の予備知識を学ぶことができた。


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