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読書を楽しむ「主人在宅ストレス症候群の解消・予防法」

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夫が退職して妻が病気になったら主人在宅ストレス症かもしれない

夫が家にいるだけで妻が病気になる。
原因は、妻がストレスを抱かえることになるかららしい。
妻は「亭主元気で留守がいい!」ということを望んでいる。

退職前は、朝、夫が出勤してしまえば、あとは自由にきまま
だった。退職後は、家にいる、話しかけても聞いてくれない
1日3食作らなければならない。

<主人在宅ストレス症候群とは
夫が家にいることによってもたらされるストレスが原因になって
主婦に発症する様々な疾患のこと。

<主なストレス
身体に異常がないのにめまいがする。
(夫が性格的に弱く、自分のストレスを家にいることで
妻にぶつけて発散していた)
やめてと言えないストレス
(夫が家の中をチェックして妻にあれこれ口うるさくいう)

<医者の指摘
夫婦がふたりきりの生活になったときに、互いに相手のことを
理解しないで、自分勝手な思い込みで相手のことを束縛しよう
とし、その結果として、妻がストレスを抱えて病気となり、その
ツケが夫に回ってくる。

<夫の解消法
①夫は、自分がストレスの原因になっていることを認識する。
②亭主関白にならない。
③接触時間を短くする。
④趣味を自ら楽しみ、妻に自分流の楽しみ方を強いない。
⑤妻が何か(お茶や食事の仕度)してくれたら「ありがとう」と
一言言う。
⑥妻が主人在宅ストレス症候群とわかれば専門医に連れて行く。

<妻の解消法
①自分を抑えていないで、意見を主張することが必要。
②夫との接触時間を短くする。
③趣味やスポーツ等で発散したりリラックスする。
④夫が何か(掃除や料理)してくれたときに「ありがとう」を言う。
⑤自分で解決できなかったら専門医に相談する。

<治療法
①自律訓練法
②歩行訓練療法
③薬物療法
④ヨーガ療法
⑤カウンセリング

<予防法
①夫婦でムダ話をする。
家庭内で夫婦のコミュニケーションがうまくいっていれば
症候群は発生しない。
②生活を楽しむ方法を身につける。
料理などで家庭の手伝いをする。
③相手を思いやる心。
自分が中心になって自分自身を愛しすぎないこと。

<ストレスを与えている夫がとるべき対応
①妻は夫がいることに「うっとうしい」とは言えない立場
であることを理解する。
②自分がなるべく外出する。
③妻の話を聞いてあげる。
④妻に食事の支度等を命じることを避ける。

思い当たることがあるひとは要注意です。


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