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映画を楽しむ「ベティ・ブルー」


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19歳の少女の狂気の愛が破滅に向かうまで

映画の始まりは延々と続くセックスシーン。

男の名は、ゾルグ中年男。女の名はベティ19歳。
ふたりは、ある日出会いベティはゾルグのコテージへ
転がり込みセックスに浸る毎日を送っていた。

ゾルグは家主の下でペンキ職人などをしていた。
ベティはウエイトレス。

ベティは気性が激しく気に入らないことがあると家財を
外へ投げたり、家主と喧嘩したりした。
あるときベティは外へ投げようとしたダンボールの中に
ゾルグが書いた小説を見つける。
ベティはこのあと家に火をつけて全焼させる。

ふたりはベティの親友がいるパリへ行き居候する。
ふたりはパリで親友の恋人の店で働くがここでもベティは
客の腕をフォークで刺す。
ベティはゾルグの小説を出版社へ送るが返事はゾルグの
小説をけなすものだった。
怒ったベティは出版社へ出向き編集長を櫛で傷つけ傷害罪
で告訴される。

このあと、ふたりは親友の恋人の母親が亡くなり彼の実家へ
行き住むようになる。
しかし、この頃からベティはガラスを素手で割ったりして奇妙な
行動をとるようになる。
妊娠したと思ったベティは妊娠検査で陰性だったことで精神的
ショックを受ける。
そして、ベティは狂気に走り自分の目を抉る(えぐる)。
ベティが入院したときにゾルグの小説が認められ出版される
ことの電話が来る。
ベティに、このことを報告するが彼女は反応しない。
ゾルグは病院へ女装して出かけ枕をベティの顔に押し当てて
窒息死させる。

男は自分が愛されるゆえにベティが狂気に走りやがて破滅して
いく姿を見て彼女を解放してあげた。


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原題は「朝、摂氏37度」 女性がもっとも妊娠しやすい体温という
意味らしい。



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