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読書を楽しむ「ダン・ブラウン デセプション・ポイント 下」

005c.JPG                                                                上巻のあらすじ                                                                             アメリカ国家偵察局のレイチェルは、大統領へ提出する機密情報の                                    分析を担当していた。                                                                          ホワイトハウスは現在、大統領選挙の渦中にあり、現職と争っている                                対立候補はレイチェルの父親だった。                                                              選挙戦はNASAに膨大な予算を費やしている現政府が非難を浴びていた。                                  ある日、レイチェルは大統領に呼び出され、NASAが大発見したものを                              彼女の目で確かめてきて欲しいと依頼される。                                                               レイチェルが連れて行かれたのは北極だった。                                                            氷棚に埋まった巨大な隕石から何十体もの生物の化石が見つかり、                                   地球外生命体が存在する証拠だとNASAの長官より知らされる。                                       発見の信憑性を立証するために招かれていた一流の民間の学者4人も                                 証明していた。                                                                             そして、大統領が記者会見を開き、化石は一億九千年前のもので、                                     三世紀ほど前に北極海へ落ちたジュンガーソル流星の破片に含まれて                                    いましたと発表した。このことで選挙戦は一気に逆転した。                                              ・・・・・・・・・・・・・                                                                             発見された隕石は誰かが棚氷を下から掘って挿入された                               ものと学者3人とレイチェルが発見する                                                   学者のひとりミンの死体が採掘抗から発見される                                      4人はデルタ・フォースに襲われ学者がまたひとり命を落とす                                  生き残った3人はアメリカ軍艦シャーロット号に救助され、大統領へ電話を                                  入れるが大統領上級顧問のテンチに阻まれる。                                                               レイチェルは偵察局の局長・ピカリングに隕石の件を報告する。                                    誰かが隕石を衛星に発見させたかったこと。                                                           ジュンガーソル流星の破片だと思わせたかったこと。                                                          何故こんなことをしたのかレイチェルは分からなかった。                                                        3人はヘリでアメリカの空軍基地へ運ばれた。                                              大統領選の対立候補のレイチェルの父親セクストン上院議員は民間の                                     宇宙関連企業の理事長から衛星部門の主任クリス・ハーパーが記者会見で                                        嘘をついたとの情報を得る。                                                                   衛星のソフトウェアに欠陥があり大統領選までに修理できなかったにも                                         関わらず記者会見では衛星が隕石を発見したと発表した。                                                     アメリカの大統領選の裏舞台で暗躍するひとびとがいる。                                              現職を応援する者に対し、対立相手は民間の宇宙関連企業からNASAを                                                      解体し、民間企業を宇宙開発に算入させようと目論んでいた。                                    選挙の裏ではすごいことが起きているんだということが良くわかるストーリーで                                      あり得ない話ではなくクワバラクワバラです。                                                      


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