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ケーブルTVで映画を楽しむ「阪急電車 片道15分の奇跡」

hankiyu.jpg                                   片道15分の阪急電車で展開される様々なひとたちの物語                                   往路と復路で物語は展開されます。                                               比較的身近な出来事がテーマになっていて映画の中に引き込まれます。                                     同僚との結婚準備をしていたOLは、彼氏に呼び出され、会いに行くと                                        そこには後輩のOLと彼氏がいて、突然彼氏より別れてくれとと言われる。                                          唖然とする彼女にお構いなく彼氏は後輩のOLが妊娠していることも告げる。                                   OLは、結婚式へ招待することを条件に別れることを承諾する。                                   結婚式の当日、OLは純白のドレスで花嫁よりきれいに着こなし彼氏と後輩に                                           復讐を果たす。                                                     OLは、帰りの電車の中で老婦人に声を掛けられ、ことの経緯を話し、                              会社も 辞めなさいとアドバイスされ「小林駅」で下車し、衣料品店で買い物を                                                           して 着替えドレスはゴミ箱に捨てる。                                                   イケメンの彼氏と同棲に近い暮らしをしている女子大生は、彼氏のDVに悩んで                           いた。                                                     電車内で彼氏とOLのドレスのことで口論になり彼氏に押されてケガを                                 してしまう。                                                これを老婦人が見ていて「下らない男ね」と言われ、別れる決意をする。                       女子大生は、親友の空手道場をやっている兄貴を連れて彼氏と会い 別れることを                       承諾させる。                                                老婦人は、息子夫婦とうまくいかず孫を預かり面倒を見ていた。                              セレブ気取りの奥様グループとイヤイヤ付き合っている主婦は胃痛に悩まされ                     ていた。                                                 主婦は、車内でグループが人の迷惑を考えないで我が物顔でおしゃべりして                      いるときにとなりに坐った女子大生から「おばさんってサイテー」と言われ                           体調を崩し女子大生に介護され途中駅で下車する。                               キャンパスで浮いている男子大学生と都会の大学生活になじめない女子大生 は、                 偶然電車の中で声を交わす。                                                大学進学で志望校はムリだといわれている女子高生は、アホな社会人の彼氏 と                          ラブホテルへ行き自暴自虐になるが彼氏に諭される。                                仲間はずれにされている小学生の女の子にOLは声を掛けて、あなたはひとり                    ではない、誰かが必ずあなたのことを見ていると励ます。                                  ひとりぼっちと思っていたひと達に、必ず誰かが声をかけ、ひとりでないことを                    知らせる。                                              そのことでひとは一歩前に足を踏み出していける。                                     映画は、こんなことを言いたかったのではないでしょうか。                       ひとりぼっちだと思っている人には、お勧めです。                           日本映画専門チャンネル


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