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ケーブルTVで映画を楽しむ「七つの会議」

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パイプ椅子や飛行機やバスに取り付けられる

椅子を販売している会社・東京建電の物語

朝から営業部の会議があり、営業一課の課長はソワソワし、営業二課の課長は堂々としていた。一課はパイプ椅子のノルマを達成できず、二課は飛行機等の椅子販売に対して目標を連続で達成していた。

都内にある中堅メーカー東京建機。営業一課の万年係長・八角民夫はどこの会社にもいる所謂”ぐうたら社員”。トップセールスマンである課長の坂戸宜彦からはその怠情ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しか果たさず定例の営業会議では傍観しているのみ。絶対的な存在の営業部長・北川誠が進める結果主義の方針の元で部員が寝る間を惜しんで働く中、一人飄々と日々を送っていた。ある日突然、社内で起きた坂戸のパワハラ騒動。そして、下された異動処分。訴えた当事者は年上の部下・八角だった。北川の信頼も厚いエース坂戸に対するパワハラ委員会の不可解な裁定に揺れる社員たち。そんな中、万年二番手に甘んじてきた原島万二が新課長として着任する。会社の顔である一課で成績を上げられず場違いにすら感じる原島。誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いと葛藤。だが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた・・・。(チラシより抜粋)

映画はサラリーマンに働くことの正義を問う。エース坂戸はノルマを毎期達成していた。原島はノルマが達成できず北川部長の叱責を受けていた。その時、原島が座っていたパイプ椅子が壊れた。ぐうたら社員の八角は上司の坂戸に有給休暇を申請しパワハラ発言を受ける。坂戸は会社のコスト削減方針に準じてネジの発注先を変えていた。たかがネジと思っていたらネジには強度という基準があり、このことが会社を存続の危機へと導いていく。会社役員のエゴが、野望が見え隠れするストーリー展開で経営者の暗部の考え方を知りたいひとにはお勧めです。チャンネルNECO


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