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読書を楽しむ「海老原佐江子 家族に迷惑をかけたくないあなたが認知症になる前に準備しておきたいこと」

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老後を安心して過ごすための指導本 

ひとりになったときの終活や手続きについて書かれている。定年を過ぎて自分の平均寿命に近づいてきたら読んでおくと救われるという内容。著者は「人間というものは対策ができるときに何もしないで、問題を感じたときには時すでに遅くで何もできない」と言っている。認知症を発症する家系のひとは早めの終活が必要。それは認知症になったら普通の生活ができなくなるから。自分のお金のことも分からなくなり、残された家族も揉めるかもしれない。入院すると延命治療をするかどうかも家族が確認されるので事前に自分で決めておいた方がいい。財産があるなしに関わらず自筆遺言を書いておけば揉め事は防げる。死後の手続きは意外と煩雑なのでどうするかを考えておく必要がある。これからは決めておかないと不動産については罰金が生じる法律が施行される。


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