ケーブルTVで映画を楽しむ「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」
結婚3年目の夫婦のお話 穏やかで平和な日々が続くと信じていた サラリーマンのじゅんが仕事を終えて帰宅すると、玄関で妻のちえが口から血を流して倒れていた!動転するじゅんだが、「ククク・・・・・」と笑うちえの傍らにはケチャップ。ちえは死んだふりをしていたのだ。 それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。ある時はワニに喰われ、ある時は銃で撃たれ、またある時は頭を矢で射抜かれ・・・次第にエスカレートしてゆく”死んだふり”。最初は呆れるだけのじゅんだったが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのかー。ちえの謎の行動には、”秘密”があった。(公式サイト ストーリーより抜粋)
夫は「なんでこんなことするの」と詰め寄るが妻は答えないこの夫婦、そもそもの馴れ初めは夫が静岡に出張に行った時に1時間に1本しかないバスに乗り遅れ、追いかけたが追いつかず、へたばったところの前に寿司屋があり妻はそこの一人娘だった。母親を早くに亡くしていた。妻は自分より先に夫に死なないでと言っていた。ユニークな物語は死んだふりをする理由も明かさず観客の判断に任せている。これは夫婦の物語であるから答えなどないのかも知れない。チャンネルNECO