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読書を楽しむ「仏像巡礼 湖北の名宝を訪ねて」

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昨年、琵琶湖を旅したが湖北方面は竹生島しか足を
運ばずにいた。
湖北地方の仏像の写真集を見つけたので読んでみた。

お寺さんへ行っても仏像のことは良く知らない。
この写真集を通して仏像のことを勉強した。

仏像とは、仏陀(悟りを得た者のことで、釈迦如来をさす)の形を
絵画や彫刻の造形形式によって表現したものであることを知った。
また、仏像には階級があることもわかった。
「如来」「菩薩」「明王」「天部・神将」の階級にわかれている。

如来は、修行を完成し、悟りを開いたひとのこと。
菩薩は、如来となるために悟りを求め、衆生(人間をさす)を救うために多くの
修行を重ねている者。如来を助ける者。
明王は、如来が通常の姿では救うことができない衆生を、仏教へ
導くために変身した姿。
天部・神将は、天界に住むものの総称で帝釈天などと四天王や
十二神将などの守護善神をいう。

写真を1枚1枚見ていくと如来像が見ていて一番お顔もおっとり
していて安らぎを覚える。
動じない安定した姿で頼りがいのある風格をしている。
写真集の中に「苦行像」というのがあった。いままで見たことのない
像で顔も身体も痩せ細りアバラが見えている。

ひとはときに時間のあるときにじっくり仏像を拝見することにより
気持ちを癒される。
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