映画を楽しむ「あなたを抱きしめる日まで」

アイルランド人主婦フィロミナ
彼女には、50年間隠し続けてきた秘密があった
10代で未婚の母になり、家を追い出され
修道院で男の子を出産
男の子はアメリカ人に養子として引き取られた

BBC出身の元ジャーナリスマーティントは、政府の広報官を辞任し作家を目指していた。

フィロミナは、教会で祈りをささげ、10代の頃の自分を思い出していた。
彼女は、遊園地で男に声をかけられ、抱かれた。
そして、未婚のまま妊娠して家を追い出され修道院へ入れられた。
赤ん坊は男の子で逆子のため難産の出産だった。

フィロミナは、娘と同居していた。
そして、1枚の写真を眺めていた。
娘が「誰の男の子」と聞く、フィロミナは「今日が誕生日」だと答える。
娘は自分に兄がいたことを知る。

娘はパーティの席でマーティンがジャーナリストだということを知り
声をかける。
10代でこどもを産み50年間隠し続けていた女性について話す。

フィロミナと娘とマーティンは、レストランで会い、フィロミナは過去の
出来事について話す。
未婚で妊娠したことで父は私を修道院に預けた、私のことを恥じて
みんなに娘は死んだと言っていた。
私はこどもを産んで4年間面倒を見てもらった。
こどもはアンソニーと名づけた。
こどもとの面会は1日1時間だけだった。
アンソニーが3歳になったとき仲のよかった女の子がアメリカ人に
養子として出されることになり一緒にアンソニーも連れて行かれた。
修道院は、ひとり1000ポンドでアメリカ人に引き渡していた。
居場所は教えてもらえなかった。

フィロミナとマーティンは、修道院を訪問するが応対に出たシスター
からは記録は燃やしたと言われる。
また、フィロミナは宣誓書を見せられサインしていたため追及できない
ことを知る。

元ジャーナリストマーティンは知り合いの編集者に「息子を探し求める
アイルランド人」がいるといって記事の売込みをする。

そして、マーティンはアメリカに情報があったと言ってふたりはアメリカへ。

フィロミナは、愛する息子に会えるのか、あるいは衝撃の結果になるのか。
結末は、映画を観てのお楽しみ。