読書を楽しむ「萩尾望都 銀の船と青い海」
サムはトランプを買ってもらった トランプにはカードうらないの本がついていた 12枚のカードにジョーカーを加えて13枚。 4枚づつ横に並べて最後に残ったカードが、その日の運勢になるカードだった。 最後に残ったカードはジョーカーだった。 うらないの本をみたらジョーカーなら、めくってみることと書いてあった。 めくると鉄のカギが出てきた。 しかし、どこのカギあなのカギなのか分からなかった。 ある日曜の夕方、サムは妹のマリと公園の前を通ると小さな木のドアが目についた。 鉄のカギをカギあなに入れたらカチリとドアが開いた。 星のふる夜の港で、青い海に銀の船が浮かんでいた。 サムはカードをとりだして、うらないをはじめた。 また、ジョーカーが残ったのでめくると「出発」と書いてある紙があった。 銀の船はどこへ行くのか? 童話の世界はお楽しみがいっぱいある。