読書を楽しむ「曽根恵子 いちばんわかりやすい相続・贈与の本」

相続税の非課税枠について知りたかった　

非課税金額は3000万円＋（600万円Ｘ法廷相続人の数）で計算される

相続人が1名なら3600万円が非課税となる　

大概の貧しき人々はこれほどの財産は持ち合わせていない。相続とは、亡くなった人の財産を、相続人である配偶者や子どもなどが引き継ぐことで財産の額に関係なくすべての人が相続には関係する。相続する人も法律で決まっている。優先されるのは配偶者と子や孫。親の老後の介護をした人に対しては相続分が上乗せされるが明確な基準がない。一戸建ての家があれば土地があり土地は「路線価方式」か「倍率方式」で時価評価される。このことでわからないことは税務署や国税局に質問して確認することができる。仲の良い相続人は問題ないが、問題がある相続人に対しては生前に自筆で遺言書を書いて日付と押印して準備しておくことが望ましい。相続人同士では遺産分割協議書を作成することが大事。非課税金額を超えたら申告が必要。これから実体験をすることに多くのひとがなるが書物による知識が必ずしも同じではないことを理解しておく必要がある。