読書を楽しむ「高濱正伸 よのなかルールブック」

こどもがこの人生を生き抜くためのルールが50書かれている

読むことでメシが食える大人になれる　

団塊の世代が生きてきた世界と今は違うと作者は書いている。今、日本という国は下り坂の道を進んでいて、ひととひとのつながりもうすくなっている。そういう厳しい時代を生き抜くためのルールが書かれている。対象は小学4年生以下なので、ルールの中に「起きる時刻を決める、守る」というのがあるがこどもにとってはイヤだという子もいる。本来は親が教えるべきことが書かれているが親が共働きで忙しいのでこどもに読ませて感想を聞いたらいいと思う。漢字にはふりがながあるので小学生は読むことができるのでウイルスで休校している時間に読んだらいいと思う。ルール35は「親にカンペキを求めない」ルール36は「親より長生きする」ルール44は「しかられることにくじけない」。作者はこれならできると思うルールからチャレンジすることを望んでいる。