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レンタルDVDで映画を楽しむ「コロナウイルス 感染者」

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「もし自分が…、もし家族が感染したら…。」

世間の目、隔離、闘病生活…を描いた作品

結婚記念日旅行でヨーロッパから帰国したアメリカ人のブルースとローラ夫妻。ブルースは帰国してから咳が止まらなかったがふたりは帰国後にひ孫を連れて介護施設に入居している祖父に旅行土産のスイス時計を届けた。夫妻はレストランで娘夫婦と孫で会食した時もブルースだけが咳をしていた。会社へ出社したブルースは上司からウィルスの発生で業績が落ち込んでいるからと休職を求められた。ブルースは2週間休むことになったが行くところがなく友人とジョギングをして過ごした。街ではトイレットペーパーの買い占めが起きていた。TVではコロナウイルスの症状についてニュースが流れていた。ローラはブルースに病院へ行くことを勧めるがブルースは拒否した。介護施設から祖父がコロナウイルスの陽性だと連絡が入り、ローラはマスクを着用した。ブルースも検査で陽性だった。ブルースは自宅隔離を病院から命じられた。ローラはブルースが祖父にウイルスをうつしたと言った。ローラは陰性だった。ローラはブルースの体温をチェックしたら40℃だったため感染者として救急車で病院へ運ばれた。会食した娘夫婦は全員が陰性だった。ブルースの家の壁にコロナと落書きが書かれた。施設から電話があり祖父が亡くなったという知らせだった。ローラはブルースと面会できないため携帯電話で連絡を取り合った。ブルースは息が苦しく熱があると言った。教会で祖父の葬儀を行った。ローラは病院から請求書が届き、夫が無職のため途方に暮れた。ブルースの家が感染者の家だということでTV局が取材に来たがローラが追い返した。娘が消毒液が手に入ったといったとき、ローラもトイレットペーパーが手に入った。ローラと娘が病院へブルースの容態を確認に行き、症状が思わしくないと言われ、元気づけるように言葉をかけてと医師から言われた。娘は母・ローラにブルースが退院するまで自分の家に泊まり孫の面倒を見てと頼まれ泊まることにした。ブルースは肺の状態が良くないといい、祖父の死にも責任を感じていた。娘の夫も在宅勤務になりストレスが溜まっていて妻にこの家に母親は必要ないと言った。それをローラが偶然聞いてしまった。ローラは教会へ行き、神父を話し相手に現状を語った。神父は自分ができることの範囲をすればいいと教えた。ブルースの症状は改善されなかったがカモの夢を見ていた。孫たちと公園でカモに餌をあげていた。公園に出かけることでブルースはカモや孫たちに対する自分の存在意義を感じていた。孫がいる限り、カモがいる限りブルースは死ねないと思っていた。

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感染者の気持ちになって観なければ感染者を理解できない。ブルースは言う「パニックになればひとの感情は悪化するが国民同士の争いをするな、敵はウイルスだ」と。ツタヤレンタルDVD


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