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BSで映画を楽しむ 「男と女」

m&W.jpg                            1966年制作のフランス映画                                          大人の恋愛映画です。                                              この映画を観ればひとは男と女について学ぶことが出来ます。                                  恋愛のバイブルにしても良い映画です。                                             ロケーション、音楽、映像、役者が本当にマッチした映画です。                                 男は、カーレーサー。妻を自殺で亡くしていた。                                                     女は、映画会社の記録担当。夫をスタントマンの事故で亡くしていた。                                  男には、息子がひとりいる。                                                     女にも、娘がひとりいる。                                               こどもたちは同じ寄宿舎にいた。                                                ふたりの出会いは、女が最終の電車に乗り遅れ男の車で送ってもらった。                                       この映画、愛の告白は女性から電報で行われた。                                                  男は、女性が美人でこの告白に驚いていた。                                             ベットを共にするが女は亡くなった夫の影に気づいてしまう。                                             男は、「なぜ」と女に聞くが女は「自分の中で夫がまだ生きている」と応える。                                        このふたりホテルを出たあとで別々に帰るが男は女が降りる駅のホームで                                                      再び女を出迎へ、ふたりは抱擁し映画は終わる。                                                  意味深な終わり方である。 男と女の微妙な気持ちを表現したのかもしれない。                     BSプレミアム


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2018.9.10(月) 一番好きな映画を観た

huru-tu.jpg                                               大好きなフランス映画がBSで放映された                                        過去に何回映画館へ足を運んで観たか                                    思い出せないくらい好きな映画だ                M&W.jpg                                      昔観た映画をTVで観られるという便利な世の中になった。                                       地上波でもBSでもケーブルTVでも毎日映画が観られる。                                          特にこのフランス映画が好きだ。                                      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                                                     朝起きれば朝食つくりからはじめる。                                                       雨予報だが外は晴れて多少蒸している。                          asasiyoku.jpg                                                    新聞は休刊日で読めない。                                                           朝ドラを観ながら食べた。                                                  hanao.jpg                                                             散歩へ出た。                                                                  散歩へ暑さのせいで出なくなった分、体重が増えてきた。       001.JPG         004.JPG         018.JPG                                          コンビニで弁当を購入して帰宅した。                             001.JPG                                                    細君と一緒に食べた。                                               031.JPG                                                            TVは日本体操協会のパワハラ問題で塚本夫妻が反論を開始した。                                  協会内の権力闘争が要因だというような持論を展開した。                                      13時からBSでフランス映画を観た。                                                     ダバダバダという音楽を知っているひとなら映画の良さがわかるかも知れない。                          映画の後は、お楽しみの大相撲。                            sumou.gif                                              16時頃から雨が降ってきた。                                       晩酌して、夕食は家にあるもので済ませた。                 003.JPGtorikama.jpg                               家族に乾杯を観てから転寝して、風呂に入り、ポカリを飲んで、ブログの更新をして、                ごきげんようおやすみなさい。


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散歩を楽しむ「2018.9.10 彼岸花が咲き始めた」

006.JPG                                            秋が近いことを知らせています                 007.JPG                                雨が降る前に歩いてきました。                                                                              003.JPG         005.JPG        014.JPG         016.JPG                                        セミも鳴き声が小さくなりました。                    017.JPG                                           散歩の成果                                                    019.JPG 


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読書を楽しむ「浅田次郎 黒書院の六兵衛 下」

CIMG5167.JPG                                江戸城内に居座った侍・的矢六兵衛                                                    いったい何のために座り続けているのか?                                                           慶応4年4月4日朝、勅使一行が江戸城に入城した。                                         勅使の中には薩摩の西郷もいた。                                                       西郷は帝鑑の間に入り六兵衛に声をかけたが                                               六兵衛は答えなかった。                                                                            その夜更けに変事が起きた。帝鑑の間から的矢六兵衛が消えた。                                                 探したら六兵衛は居場所を変えていた。                                                                 主君の詰席である「上之御部屋」にいた。                                                                  数日後、六兵衛と同じ御書院番八番の番士を名乗る男が現れた。                                      六兵衛のことを確認すると、正月の勤番明けから奇妙なことが起きた。                                      的矢の屋敷には若党も奉公人も従前のままいる。                                                           御隠居夫妻もいるが、六兵衛と女房子供だけが入れ替わったという話だった。                                            慶応4年4月11日江戸城は新政府軍に引き渡された。                                                         的矢六兵衛は本人ではなく前の将軍家慶喜公だという噂が出た。                                               江戸城明け渡しの隊長加倉井の女房は、六兵衛が堕落した幕臣に納得がいかず                        幕府もなくなってしまったことから、自ら旗本となり鑑たらんとして範を                                                 示されたのではと言った。                                      加倉井は稲荷町に住む的矢家を訪ねたが六兵衛は先月登城し戻っていないと家内                  に言われる。                                             慶応4年5月。前権大納言徳川慶勝公が西の丸御殿に上がり、加倉井は六兵衛が                 前の将軍家慶喜公でないことを確認した。六兵衛は溜間に移動し端座した。                             外国奉行御支配通弁の福地は金貸しの淀屋を訪ね六兵衛の正体を暴こうとした。                六兵衛が淀屋を訪れ大金をはたいて旗本株を買ったことが分かった。                        新政府の軍務官判事・大村は六兵衛を動かすための算段をしたがうまくいかず、              お公家様の回し者ではと疑った。夏になり、六兵衛は西の丸の黒書院に居座った。                  秋になり慶応は明治に改元された。                                   的矢六兵衛は黒書院に座り続けている。                                  「物言えばきりがない。しからば、体に物を言わせるのみ」。                        ひとつの大きな時代がなくなる時が来るとは誰しも考え付かなかった。                                  こんなときにひとりくらいその時代に浸っていたいと考えるひとがいても                   おかしくない。六兵衛とはそういう男ではないのだろうか。


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