SSブログ

ケーブルTVで映画を楽しむ「バベル」

CIMG8437.JPG                               遠い昔、言葉は一つだった                                                 神に近づこうと人間たちは天まで届く塔を建てようとした                                神は怒り、言われた                                                 言葉を乱し、世界をバラバラにしよう                                        やがてその街は、バベルと呼ばれた                                        モロッコの山岳地帯。男がひとり歩いている。                                         ある家に入り荷物包みを開けて、中からライフルを取り出す。                                          そしてその家の主に売ります。主は、このライフルをこども達に試し撃ちさせます。                               あるときこども達が小高い丘に立ち、はるか下を走るバスに対して銃弾が届くか                                 どうか撃ちます。                                                           撃ったあとバスは普通に走っていたのでこども達は弾が届かなかったと思います。                                    しかし、数秒後バスが止まりひとが撃たれたと大騒ぎになります。                                           アメリカ。                                                            こどもと家政婦が話しをしているところに電話が掛かります。                                         家政婦は奥様が旅先で銃に撃たれたことを知ります。                                             こども達には内緒です。                                                           この家政婦は明日は息子の結婚式で休暇をとっています。                                          日本。                                                            高校女子のバレーボールの試合が映し出されます。                                             ひとりの選手がキレテ試合に負けます。                                               ロッカーでこの子はなじられます。                                                         彼女は言葉が喋れません。手話だけです。                                                 応援に来ていた父親に友達との待ち合わせ場所まで車で送ってもらいます。                                        モロッコ。                                                               バスの中で撃たれた女性の夫がバスを止め医者を呼ぶように叫びます。                             撃たれたのは彼の妻でした。                                           バスはツアー客を乗せた観光バスでした。                                               近くに医者もいないことがわかり同乗していた通訳の村へ行き村の獣医に傷口を                              縫ってもらいます。                                                     アメリカでは家政婦が電話で呼び起こされこども達を明日も面倒を見るように                                               頼まれます。                                                しょうがなく家政婦は結婚式にこども達を連れてメキシコまで行きます。                     日本では言葉を話せない高校生が仲間とウイスキーを飲みまわしした後でクラブへ                     繰り出します。                                           舞台は、モロッコ・日本・メキシコと順番に画面が変わります。                             そして話がライフルつながりで結びついていきます。                                           エンドのシーンは言葉を喋れない高校生が自宅の高層マンシヨンのベランダに                                                        全裸でいて父親が帰宅してベランダへ出て彼女が寄り添って終了です。                   なんでこんなシーンがあるのかは映画を観てのお楽しみ。                                                                                     カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した作品として有名です。                       言葉が通じない、心も通じない、思いはどこにも届かない。                         映画のキャッチフレーズです。                                            WOWOWプライム



共通テーマ:映画