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ケーブルTVで映画を楽しむ「パニック・トレイン

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深夜列車が何者かに乗っとられ

ブレーキがきかなくなり暴走列車と化した、乗客は6人

医師でありシングルファーザーのルイスは、息子のマックスとロンドから深夜の列車で家路に向かっていた。停車中に誰かがブレーキを操作していることに不審を覚えるも、列車は走り出す。いつのまにか眠っていたルイスは列車が止まらないことに気付き、車内のインターフォンで運転室と連絡を取るが、乗客の人数を聞かれるだけだった。車内にはルイスと息子のマックス、ルイスが好意を寄せている美人女性サラ、反社会的で信用できない男カーマイケル、初老の銀行家、心臓に病を抱えた老女の6名。ブレーキの利かなくなった列車は正体不明の男に操られ、踏切りにいた車を跳ね飛ばし、ノンストップで暴走していく。果たして暴走を続ける列車を止めることが出来るのか…。(TCエンタテインメントあらすじより抜粋)

追い込まれたときの人間の火事場の底力を観たい人にお勧めです。ザ・シネマ


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2020.6.13(土)梅雨の日の暮らし

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朝から蒸し暑いのでエアコンを除湿にする

特に予定もないので時間をゆっくり使う

朝食はガーリックパンがあったのでサラダと一緒に出した。ニュース番組を観ながら食べた。

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新聞を読んでから数独に挑戦した。

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細君の仕事が一段落してから傘をさして買い物へ出かけた。

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家に戻りサスペンスドラマを観ながら過ごし、途中で昼食を食べた。多摩南警察署のたたき上げ刑事・近松丙吉10。

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細君は読書をした後で昼寝をはじめた。わたしは新しい数独に挑戦してからBSでミステリアス プラネットを観て過ごした。

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18時から雲霧を観て、晩酌して、カレーライスを食べ、キウイを食べ、TVを観ながら転寝した。

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21時からカンニングビジネス映画をケーブルTVで観て、風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。

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読書を楽しむ「桜木柴乃 蛇行する月」

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道立湿原高校図書部員の須賀順子は現国で100点を取り続けた

理由は、教科担任の谷川が好きだったからだ

順子は谷川に雨の日の夏休みに告白したが断られた

順子は卒業後、札幌の和菓子店に就職し、妊娠して

妻子ある和菓子職人と東京へ逃げた 

順子は東京のはずれで親子三人でラーメン屋を営んで暮らしていた。貧しい暮らしなのに「私は幸せだ」という彼女。6人の女の運命を順子の幸せが変えたというエピソード。

1984年。清美は割烹ホテルで尻を撫でられながら働いていた。自動車学校で知り合った男がいたがいないよりましなだけで寄りかかることができる男ではなかった。夜中に順子から電話があった。そして東京へ男と逃げると告げた。清美もホテルを退職し新しい一歩を踏み出した。

1990年。桃子はカーフェリーの乗務員をしていた。陸に上がれば妻子がいる北村と海の上だけの体の付き合いをしていた。順子から年賀状が届いた。「すごく幸せ」と書かれていた。桃子は順子が就職先から和菓子職人と駆け落ちしたのを知っていた。7月の終わりに東京にいる順子に会いに行った。寂れた商店街の中にラーメン屋はあった。彼女は今が一番いい暮らしと言った。籍も入れないで子供を産んで、おしゃれもしないでなにが幸せかと桃子は思ったが自分のことを考えると幸せの輪郭がぼやけていることに気づいた。

1993年。弥生は創業80年の和菓子屋の暖簾を守っていた。和菓子職人を婿に20歳のときに迎えたが夫は店頭の販売員として雇った若い娘と駆け落ちしてしまった。釧路に住む亡き父の古い友人から手紙が来た。若い娘・須賀順子を紹介してくれた人だった。順子のことを詫び、居所が書いてあった。駆け落ちされて7年が経っていた。夫とのけりをつけるため弥生は東京へ夫に会いに行った。夫に離婚届と失踪届を見せて選択させた。

2000年。美菜恵は、順子の高校の同級生で入学したときから担任の谷川がすきだったが順子が先に谷川の家に押しかけ告白したことで機会を逸していた。時を経て同じ高校の教員として美菜恵は谷川と再会し結婚することになった。同級生から順子の手紙と写真を見せられ、順子のシミだらけの頬と目尻や口元の皺を見て、彼女のこれまでの苦労を知り、過去の順子ことを忘れる決意ができた。

2005年。静江は順子の母親でスーパーで総菜部のチーフをしていた。静江は10代で順子を産んでから一緒に暮らす男がその都度違っていた。知り合いから順子の居所を教えられ、娘に電話を入れてから東京へ会いにいった。仕事もしんどくなり娘にすがりたい気持ちもあったが貧しいながらも息子を国立大学まで行かせている娘を見て、自分もまだやれると信じて日々を乗り切ろう誓う。

2009年。直子は釧路の看護師でドライブの事故がきっかけ両親を亡くし、5年前から休暇を取っては沖縄の海を潜っていた。順子とは高校を卒業してから一度も会っていないが手紙がきたときに電話をして近況を伝え合っていた。病院に検査入院するという順子の手紙を読んで直子は東京へ出かけホテルで会った。順子は尋常ではない痩せ方をしていたが息子の話をするときに目が輝いていた。彼女は幸せなんだなと思った。

なかなかよくできたストーリーでじっくり読むことができました。読書の世界では様々な人生を学べる、これがなんとも魅力です。


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