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ケーブルTVで映画を楽しむ「スイス・アーミー・マン」

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無人島でひとりぼっちの青年ハンク

もう駄目だと思っていたとき

波打ち際に男の死体が流れ着く

死体から出ているガスで無人島を脱出した 

無人島で助けを求める孤独な青年ハンク。いくら待てども助けが来ず。絶望の淵で自ら命を絶とうとしたまさにその時、波打ち際に男の死体が流れ着く。ハンクは死体からガスが出ており、浮力を持っていることに気づく。まさかと思ったが、その力は次第に強まり、死体が勢いよく沖へと動き出す。ハンクは意を決し、その死体に跨るとジェットスキーのように発進!様々な便利機能を持つ死体の名前はメニー。苦境の中死んだような人生を送ってきたハンクに対し、メニーは自分の記憶を失くし生きる喜びを知らない。「生きること」に欠けた者同士、力を合わせることを約束する。果たして2人は無事に大切な人がいる故郷へ帰ることができるのか!?(公式サイトストーリーより抜粋)

ありえないストーリーで最初は驚くがおもしろいことを考えたものだと気になり最後まで観た。ザ・シネマ


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2020.6.23(火)感染症と病原体

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関心があることは最新の書籍から学ぶことにしている 

梅雨の晴れ間。予約本を受け取りに出かけた。明日からまた雨予報が連続で出ている。

7時に起きて、朝食をつくり朝ドラを観ながら食べた。

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新聞を読んでから散歩をしながら図書館まで歩いた。

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予約していた本を2冊受け取り、コンビニで昼食とワインを購入し帰宅した。細君はアルバイトへ出ていた。海外ドラマを観ながら過ごした。

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細君が買い物をして帰宅した。サスペンスドラマ(刑事殺し)を観ながら昼食を食べた。CIMG4753.JPG 

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午後は読書。正体不明の「病原体」アンドロメダによる人類絶滅の危機に、4人の科学者たちが立ち向かった「第一次アンドロメダ事件」から50年―。アメリカは空軍基地にてアンドロメダ「病原体」が再び現れるのを監視し続けていた。ブラジルのジャングルにて奇妙な物質を検出、それはあの「病原体」と同じ科学的特徴を持っていた!調査チームが、アマゾン密林へ派遣された…。(BOOKデータベースより抜粋)

途中で昼寝をしたりすると夜はすぐに来る。晩酌して、タラスパを食べ、ブドウを食べた。

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BSでドラマを2本観て過ごした。相棒7スペシャル特命と検事・朝日奈耀子を観た。

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風呂に入り、ブログの更新をしてごきげんようおやすみなさい。今日は孫の誕生日。プレゼントに対するお礼の電話があった。

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散歩を楽しむ「2020.6.23 梅雨の晴れ間」

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極力、晴れたら散歩です

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散歩の成果 

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読書を楽しむ「篠田節子 夏の災厄」

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ウイルスが町を蝕み続ける 

1989年、インドネシア・ブンギ島で奇妙な病気が島内で流行し島の人口がゼロになった。1993年4月、埼玉県昭川市の保健センター内にある夜間救急診療所に草刈りをしていた男性が風邪だと言って診察に訪れた。前夜には30代の女性が頭痛と吐き気で診療所を訪れた。ふたりからつんとくる甘い匂いがしていた。ふたりとも住所は窪山町だった。市内の旭診療所でも不動産会社の男が高熱で診察を受けに来た。男から甘ったるい匂いがした。草刈りの男は診療所で日射病と診断されたが症状がよくならず若葉台クリニックを訪れ診察を受け、日本脳炎の疑いがあると診断され治療を受けるが死亡した。30代の女性は市内で唯一設備の整った富士大学病院に転送された後で死亡した。この後も夜間救急診療所には頭痛や発熱、吐き気訴える患者が10人近く来た。日本脳炎の症状意外に患者が光を眩しがったり、花のような匂いがしたといった。診療所へ医師会からFAXで市内で日本脳炎が発生したという連絡が入った。人口86000人の昭川市で撲滅されたはずの日本脳炎の患者が18人出て、隔離病棟は満杯になった。日本脳炎は豚の体内で日本脳炎ウイルスが増殖し、その血液を吸った蚊に刺されることで人に感染し、突然の高熱や頭痛、嘔吐などの症状が出る病気で発生時期は夏に限られるが4月から発生した。GW明けまでに28人の患者が発生し新聞記事にもなった。保健所で抗体法検査とテストでウイルスが検出され日本脳炎と出た。診療所のパート看護婦が医療廃棄物を回収に来た業者が容器を落として注射針を刺した。翌日彼女は無断欠勤し自宅を訪ねると体を反らせてうめいていた。救急車で運ばれ集中治療室に入ったが命を落とした。日本脳炎だった。夜間救急診療所の看護婦・堂本は蚊に刺されない限り感染しないはずの日本脳炎に注射針で感染した同僚の死を見て、謎の奇病が発生したのではと考えた。

夏の災厄はある市のある地域で日本脳炎が発生するところからはじまる。そして日本脳炎ウイルスが検出されても、それによって現れる様相があまりにも違い、従来の日本脳炎とはみなせないという状況になったが、行政は法律に定められた病気に対しては対策を講じるが、法律にない病気に対しては対策を講じない。国民は感染症に対して正確な知識を持っていない。持っていないところで二桁の死亡例が報道された。

この本が教えることは、様々な憶測が情報として流れると不正確になるということ。感染した地域のスーパーに食料品が配送されなくなるということ。養豚場の豚舎が燃やされるということ。新しい治療法や病気の正体が直ぐには発見されないということ。山林に生息するキジ科の鳥が大量に死に感染していたということ。国外でも日本脳炎という病気は存在するということ。発生地域が限定されていると厚生省は関与しないということ。そして終わりまで読むことで日本の危機管理体制やワクチンの接種が命に関わるということを知ることになる。理由は功を焦る研究者と一刻も早く新薬を開発したい企業がいる限り接種しても完璧な免疫ができるとは限らない。フィクションではあるがかなり現実に近く勉強になった。


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