ケーブルTVで映画を楽しむ「甘い毒」
夫の金を盗んで逃げた妻が 田舎の男を騙して夫の殺害を試みる
ブリジットは夫クレイが麻薬の取引きで得た70万ドルを全額盗んで逃げ出す。 ニューヨークを飛び出し田舎町ベストンに移り住むと、偽名を使って保険会社 の職を得る。 ブリジットはバーで、町の青年マイクと出会う。 彼女の虜になったマイクを利用し、ブリジットは保険金を騙し取る計画を立てる。 一方夫は探偵を雇い、血眼で彼女を捜していた。 やがて夫に居場所がばれてしまうと、ブリジットはマイクを利用し夫の殺害を試みる。 (シネフィルWOWOW あらすじより抜粋) これは悪女の物語。 ひどい女もいるものです、映画を観たらわかります。 シネフィルWOWOW
2020.6.25(木)じっと我慢の木曜日
今日も雨でお出かけはままならない
感染者が増加傾向で職場クラスターも発生し、楽観することはできない。まだまだ我慢が必要だ。
7時に起きて朝食をつくり朝ドラを観ながら細君と食べる。
新聞を読んでから午前はDVDを選択した。
細君はアルバイトへ出かけた。
2009年のロンドンで老紳士と老婦人の騙しあい。騙しあいには理由があった。
昼食は近所のパン屋でバーガーとおにぎりを購入し帰宅した細君と食べた。
細君はサスペンスドラマで過ごし、わたしは読書。「弁護士迫まり子の遺言作成ファイル1,2」。
16時過ぎから数独の謎解きを一問やった。
晩酌して、ざるそばを食べ、デザートは桃を食べた。
TVを観ながら過ごし、転寝して、風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。
読書を楽しむ「香月夕花 昨日 壊れはじめた世界で」
30年前にはわからなかった
世界がほんの小さなことで滅びてしまうことを
30年前、小学生のときに5人グループのひとりが校外学習で商店街の取材に行ったときにノートを取材した店に置き忘れた。担任教師から全員の連帯責任だと言われ取材に行った5人で店までノートを取りに行った。その帰り道でピラミッド形の15階建てマンションから富士山が見えるという他のクラスの噂を聞いていたひとりが行ってみようと提案し5人は非常階段から最上階まで上がった。ドアが開いていて中に入ったらおじさんがひとりでいた。話をしようと言われ、おじさんは「世界はもう、昨日から壊れ始めているんだ」と言った。ほんの小さなことでも、いつか大きなヒビになって、世界を壊してしまう。些細な悪口や、誤解や、ちょっとした悪意、一つの世界が滅びるとき、きっかけはいつも小さな、思いがけないものから起きる。
園辺大介は園部書店の店主になっていた。シャッターを開けたときに大ちゃんと声をかけられた。そこには幼なじみに仰木翔子がいた。ふたりは20年ぶりに再会し小学4年生のときに緑が丘のマンションに行った時のことを思い出す。
大介は就職したが会社が会社が数年で沈没し、実家の父が倒れ、家業を継いだ。結婚してこどもがひとりいるが妻は不倫していた。翔子は新卒で正社員の椅子を逃し、大学を出て20年以上派遣社員をしていた。翔子の父はアルツハイマー型認知症になり性格が別人なった。
ふたりはマンションの最上階にいた男の予言を思い出し、今の自分たちを見て、いったい何をして、何をしたせいで、こうなったのかと考え始めた。