ケーブルTVで映画を楽しむ「大空港」

大吹雪で打撃を受けたリンカーン国際空港

着陸した大型ジェット旅客機が積雪で

滑走路の途中で胴体を横たえてしまった

記録的な猛吹雪に襲われたシカゴの空港で、旅客機が着陸に失敗、滑走路を塞いでしまい、空港ゼネラル・マネージャーのベーカースフェルドは事故解決のため奔走する。同じ頃、ローマに向けたフライト中の旅客機に爆弾が持ち込まれたという通報が入る。機長は犯人から爆弾を奪おうとするが失敗。爆弾は爆発し、機体に亀裂が。旅客機が緊急着陸する先は、あの滑走路封鎖中のシカゴ空港だった。（ザ・シネマストーリーより抜粋）

空港ゼネラル・マネージャーのベーカースフェルドは、旅客機の運航スケジュールを狂わせまいとしていた。しかし、着陸した旅客機が滑走路で横たわり、ローマ行の旅客機は離陸したが、その後で空港事務所を訪れた乗客の妻が夫が機内で爆弾を爆発させ保険金を妻に受け取らせようとしているという話を持ち込んだ。その夫は機内のトイレで爆弾を爆発させ、旅客機の後尾に６フィートの穴が開いた。そのため機長は空港へ引き返す処置をとろうとしたが滑走路には着陸した旅客機が滑走路で横たわっていた。空港パニック映画の第一作。ムービープラス

2024年1月4日（木）新年 初散歩

蝋梅の花言葉は「慈しみ」

新年最初の散歩は花を愛でてきた。

世間は仕事のはじまり。年金生活者は毎日が日曜日で3が日が過ぎたので普通の日常に戻るだけ。朝食をつくり朝ドラを観ながら細君と食べる。

   \

洗濯物を外干ししてから今年最初の散歩へ出かけた。蝋梅と河津さくらとミツマタを見つけた。河津さくらの花言葉「想いを託します」。ミツマタは「肉親の絆」。

  

散歩の成果は8000歩を超えた。昼食はあんかけラーメンを食べた。

  

午後は読書で過ごした。15時過ぎに細君と買い物へ出た。年賀状が3枚届いた。

  

18時過ぎに風呂場掃除をして、点眼して、晩酌して、タラスパを食べ、みかんを食べた。

   

  

図書館と自治会からお知らせがあり、片や予約本を11日までに受け取り、片や11日に会議がある。22時過ぎに風呂に入り、トマトジュースを飲んで、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。

     

読書を楽しむ「玄侑宗久 桃太郎のユーウツ」

佐藤桃太郎は、子どもができず不妊治療にも励んだ

佐藤夫妻が那須の寺の境内で拾った捨て子だった

佐藤清成お爺さんが平成５年に宇都宮の実家で死んだことがきっかけで桃太郎は18歳の時に家を出る決意を固め、このとき代々伝わる「桃太郎の秘密」という本を鞄に入れて東京に向かった。本には「桃太郎と名づけよ」という第一指令と、本人宛に届く第二指令のことが書かれていた。桃太郎はキャバレーの客引きになり、その後にサンドイッチマンやサラ金の取立屋になったが弁護士からの過払い金請求が厳しくなり、派遣社員になって福島のゴミ焼却場で働いた。ところが福島で震災に遭い職を失い、除染を生業とする神徳産業に入社して今日に至っている。桃太郎はユーウツだった。酒を飲んでも少しも酔わない体質で、この先自分の体がどうなっていくのか、考えるだけで不安だった。「桃太郎の秘密」は五代前の鈴木桃太郎によって書かれ、四代前の平河内桃太郎が活字にして製本し、バイブルのように読み継がれていた。三代前の大川桃太郎は薩摩半島から特攻機に乗り、第五代の山代桃太郎は朝鮮へ出兵していた。指令を出す機関とはいったい何者で、どこからどんな指令が来て、どんな死に方をするのか、四十年の人生を疑心暗鬼で暮らしてきた佐藤桃太郎。このことについても桃太郎はユーウツだった。桃太郎とは何者か、桃太郎に成敗される「鬼」とは何なのか。成敗する鬼は誰なのか、知らされるまでの時間はユーウツとしか言いようがない。そして第二指令と思しき電報が書留で佐藤桃太郎に届いた。結果は読んでのお楽しみ。