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読書を楽しむ「ビブリア古書堂の事件手帖 4」

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今回は、推理小説作家江戸川乱歩に纏わるお話

シリーズ4作目。
北鎌倉にある古書店「ビブリア古書堂」は、栞子さんと妹の文香と
アルバイトの五浦大輔の3人で経営しています。
ふたりの女性には10年前に店を出ていった母親千恵子がいます。

今回は、店を訪れた中年女性に古書に関する相談を持ちかけられて
栞子さんが依頼者の家を訪ねて、その家に保存されている江戸川乱歩の
コレクションに驚きます。
そして、この家にある金庫を開けて欲しいと言う依頼でした。
空ければコレクションを全て栞子が買取できると言う条件付でした。
女性には愛人がいて既に亡くなっていました。
そして、金庫には愛人が残した重要なものが入っていると。
ところが金庫は、鍵とパスワードが必要で鍵は女性の家にはなく女性の
愛人の家にあると聞き、愛人宅へ向いますが鍵は見つからず栞子さんの
推理が始まる。

金庫を空けることができるのか。鍵は、パスワードは。
金庫の中には、なにが入っているのか。

金庫の中のものには栞子さんの母親も10年ぶりに姿を見せて
栞子以上の推理を働かせる。
母娘対決もシリーズ初の見せ場です。

よくできたストーリーで最後まで読むと関心しきりです。
シリーズ5作目も出ているようで読書も忙しくなります。

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