読書を楽しむ「砂 亮介 シニアのおもてなしマーケティング」
シニアに対するマーケティングの手法が シニアの期待に応えていないと言う本です 令和の時代には更に高齢者が増える シニアマーケティングはこうあるべきだということを学んだ ・・・・・・ TVやチラシ、インターネッとなど企業が商品やサービスを売るマーケティングは 様々な形で行われているが、商品やサービスを得るためには買う人が店舗や通販 サイトを訪問しないと購入を決断できない。 この何気なく当たり前のことが年を取ると徐々に難しくなっている。 車で郊外の量販店へ出かけていた人も足腰が弱くなれば難しくなる。 高齢者の消費支出も衣類や食料などの消費は減り、医療やリフォームに お金をかける。買い物も徒歩圏内のスーパーで済ませるようになる。 シニア市場の変化に気づきマーケティングをどう展開すべきか考えないと シニア市場で商売は成功しないと警鐘している。 加齢による五感機能の低下をはじめ足腰が弱くなると背中が丸くなる。 このことで転んで怪我することが増える。 シニアの視力はシニアでない人と比べると視力で得られる情報量も悪くなる。 シニアの実年齢に配慮した取組が必要。 スマートフォンがシニアに普及しない理由のひとつは利用料の負担で、 ほかにはシニアになると新しいものを覚えるのが苦手という理由がある。 開発者の視点とシニアの視点が一致していないことに気づいていない。 宅配サービスも便利とは感じているが文字が小さく読みにくい、書きにくいと いうことが邪魔をして利用が進んでいない。 スーパーでのシニアはたくさん買うとお得でも食べる分が限られている ためお得を選択しない。 マーケティングの手法が変わらなければシニアビジネスは成功しない。