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大晦日 読書を楽しむ「東野圭吾 マスカレード・ナイト」

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ホテルには仮面を被った客がたくさんいる 

ホテル・コルテシア東京年越しカウントダウン

マスカレード・パーティ・ナイト会場へ

殺人事件の犯人が現れるという密告状が届いた 

事件は練馬のワンルームマンションで、独り暮らしの若い女性が他殺死体で見つかった。事件は匿名情報ダイヤルからの情報で知ることになった。被害者はペットの美容師で睡眠薬を飲まされてから感電死させられていた。事件後に警視庁に手紙が届き、内容は密告状だった「練馬で起きた殺人事件の犯人が、以下の日時に、以下の場所に現れます。逮捕してください。12月31日午後11時ホテル・コルテシア東京 カウントダウン・パーティ会場」。捜査一課の新田刑事は、数年前に都内で起きた連続殺人事件のときに現場に残されたメッセージを解読して、次に事件が起きる場所がホテル・コルテシア東京だと突き止め、捜査員をホテルの従業員として潜入させたときのフロントクラークに化けた刑事だった。そして、今回も潜入捜査を引き受けることになった。前回の事件で新田はホテル・ウーマンのフロント係・山岸尚美の指導を受けホテルマンの仕事を覚えた。その山岸は今、コンシェルジュを担当していた。年越しのマスカレード・ナイトにはすでに300人以上が申し込みを済ませていた。警察は過去の未解決事件を調べ、3年半前に風呂場で感電死した26歳の女性の事件を探し出したが、いずれの事件も被害者の人間関係が十分に掴めず、捜査は難航していた。新田と山岸は、ホテルに訪れる様々な仮面を被った客の中から殺人犯を見つけ出すことが出来るのか――。仮面を被ったあやしい人物はたくさんでてくるが犯人を特定するに至らずマスカレード・ナイト当日を迎えた。先を読みたくなるような展開で一気読みできる内容でした。