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読書を楽しむ「抗がん剤治療と上手につきあう本」

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抗がん剤治療の弱点は患者に多大な副作用があること

そのためには副作用の知識を学ばねばならない

抗がん剤治療はがん細胞を死滅させること。それ以外は延命や症状の緩和ため。抗がん剤は殺細胞薬と言われている。細胞には正常な細胞もあり抗がん剤が正常な細胞にも影響を与えるため副作用が起きる。子宮体癌の場合は、50%以上脱毛する抗がん剤を使用する。抗がん剤治療が終了して半年を過ぎないと元に戻らない。生体内に抗がん剤を投与すると異物に対して生体の防御システムが過剰に反応して血圧が低下しアナフィラキシー(危険な状態)に陥ることもある。この状態になると抗がん剤治療は中止される。この状態を過敏症反応と呼ぶ。血液細胞が抗がん剤の攻撃を受けると白血球や赤血球が減少する。白血球が減少すると感染症が起きやすくなる。抗がん剤によっては下痢を起こしやすいものもある。吐き気を伴う抗がん剤もあるが事前に吐き気止めを予防のために使用する。抗がん剤治療では末梢神経障害(しびれ)を起こすこともある。腎臓に障害をきたす抗がん剤もある。予防方法を実践するには水をたくさん飲んでおしっこの回数を増やす。心臓へ影響を及ぼす抗がん剤もある。脳に悪い影響を与える(聴力低下・ふらつき・舌のもつれ)抗がん剤もある。本には様々な副作用があるが副作用に対する予防や治療が発達してきて副作用の程度を軽くすることができるようになってきたと書かれているが患者になれば軽いと言っても苦痛かもしれない。


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