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BSで映画を楽しむ「レ・ミゼラブル」

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囚人として生きた男ジャン・バルジャン

彼を追い続けるジャベール警部

娘のために身を売る母ファンテーヌ

ひとりぼっちの娘コゼット

そして彼らは革命と言う波に呑まれていく

19世紀のフランスのお話。姉のこどものためにパンを1本盗んだ罪でジャン・バルジャンは、19年間服役する。
仮出獄するが彼を追いかけるひとりの警部のいじめで再び盗みを働く。ジャン・バルジャンは、このあと市長になる。彼は、娼婦に身を落とした女性の娘を引き取りその子を自分の娘として育てる。そして彼はパリへ。幸せな日々も束の間で警部がジャン・バルジャンを追ってパリにやってきた。パリでは革命を起こそうと学生達が決起していた。革命に参加した学生とジャン・バルジャンが引き取った娘がお互いを一目惚れしてしまう。愛と勇気と希望のミュージカル映画。ジャン・バルジャンの波乱万丈の人生を観たい人にはお勧めです。BSプレミアム


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2021.12.15(水)朝風呂からはじまる1日

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寝室の壁時計は朝の5時を迎えようとしていた

朝風呂は5時半より入浴ができる

あと30分寝た

温泉宿に泊まるとお楽しみは朝風呂。なんとも気持ちがいい。5時半にひとりで朝風呂へ行った。大浴場に3人しかひとはいなかった。ゆっくりお湯に浸かり部屋に戻る、細君が起きてきて同じように朝風呂に出かけた。わたしは缶ビールを飲んで待つ。女性は風呂が長い。超しぅおくの時間ぎりぎりまで戻ってこなかった。

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朝食は7時半からバイキングだった。10人一緒にバイキング会場へ。ビニール手袋を使用して好きな食べ物と飲み物をチョイスするスタイルだった。どこも感染症対策はされていた。一時間ばかり朝食を楽しんだ。

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チエックアウトは11時でその前に支払額をフロントで確認し人数で割って精算した。宴会での飲み物代は10人でひとり当たり730円だった高齢になると飲めなくなる。我々夫婦以外は車で来ていたので11時前に宿を出発した。フロントでタクシーを頼んで駅まで行って小田原へ出た。駅直結の新しくできた商業施設でお土産を購入し昼食を食べた。

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電車で帰宅し車窓から富士山を観た。

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家に戻り細君と小田原で購入した最中でお茶した。

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細君は旅行鞄を整理してから昼寝を始めた。家が冷え切っていて床暖房だけではなかなか気温が20℃に届かずエアコンも入れた。新聞や自治会の行事の案内など読みながら過ごした。日本酒で晩酌して、湯豆腐と肉じゃがをおかずにして夕食を食べた。食後は転寝して22時過ぎに風呂に入り、ブログの更新をして、ごきげんようおやすみなさい。12/14時点の実効再生産数は1.09で地元の感染者は0名。

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朝風呂からはじまった1日もいつもの夜を迎えて終わる。


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読書を楽しむ「パオロ・ジョルダーノ 天に焦がれて」

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トリノに住む14歳のテレーザはおばあちゃんが暮らす

南イタリアのスペツィアーレで夏を過ごしていた

スペツィアーレの日々は孤独で、誰かに会いたくてたまらなかった。夜、農園の子たちと呼ばれていた少年3人が勝手にプールで泳いでいたが父親に見つかり逃げ出した。翌日3人の子たちは謝りに来た。3人はペルンとニコラとトンマーゾと名乗った。3人とつきあいが深まるにつれて3人の時間が自分の時間とは違うかたちで流れていることに気づいた。彼らは午前中は3時間の座学、午後も3時間の作業をしていた。高校1年と2年の夏には彼らの作業を手伝うようになった。何回かの夏が過ぎてテレーザは17歳になり、ペルンは18歳になった。昼間の一番熱い時間帯でみんなが寝ている時間に、ペルンはテレーゼを葦原に連れて行った。ふたりの秘密の時間だった。そして結ばれた。父親の幼馴染に会いに行った先でテレーザは娘のヴィオラリベラに会い、乾燥大麻を吸った。トリノに戻る最後の夜に4人は見張りの塔に上りペルンはみんなの前でテレーザにキスした。翌年の夏休みにテレーザがペルンに会いに行こうとするとおばあちゃんがペルンがどこかの娘さんを相手に面倒を起こしたと告げた。農園に3人はいなかった。農園のニコラの母親に話を聞いたらニコラは大学に行っていると言われ、トンマーゾもホテルで働いていると言われた。ある晩ニコラが会いに来たのでペルンのことを聞いたら農園を出て行ったと言った。ペルンはお金に困っていて、麻薬中毒の女の子を妊娠させた。名前はヴィオラリベラだった。テレーザはトリノに戻りひたすら勉強した。

何年かの歳月が過ぎて30歳を過ぎた。クリスマスイヴの日にテレーザはトンマーズを訪問し、15年遅れでヴィオラリベラを巡る事件の真相を聞き出した。トンマーズがペルンと見張りの塔へ行ったときにニコラと見知らむ娘が中にいて4人は裸で交わった。そしてあるときヴィオラリベラが妊娠したと告げた。誰の子か不明だった。

ヴィオラリベラは爽竹桃の葉を煎じて飲んで赤ん坊を殺したが自分もその毒で痙攣をおこして亡くなった。

やがてオリーブの木の伐採反対運動が起き、そのデモで警官1名が殺害され、容疑者一味が逃走した。警官はニコラで容疑者はペルンだった。ペルンを愛したテレーザの幸せとペルンの行きつく先は全577ページを読み終わらないと完結しない。

訳者あとがきではこの物語を簡単にまとめれば「世界のすべてを貧欲なまでに愛した少年と、そんな彼を何があろうと崇めるように愛し続けた少女の神話」と書かれている。


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