ケーブルTVで映画を楽しむ「ブラックボックス 音声分析調査」
ブラックボックスの“音”だけを頼りに
航空機墜落事故の真実を暴け!
ヨーロピアン航空の最新型機がアルプスで墜落! 乗客・乗務員316人全員の死亡が確認される。司法警察の立会いの下、航空事故調査局の音声分析官が、ボイスレコーダー、通称“ブラックボックス”を聴く。いつもなら責任者のポロックに同行するのは、最も優秀なマチューだったが、彼は外されてしまう。だが、まもなくポロックが謎の失踪を遂げ、引き継いだマチューは「コックピットに男が侵入した」と記者会見で発表する。やがて乗客にイスラム過激派と思われる男がいたことが判明。マチューの分析は高く評価され、責任者として調査をまとめるよう任命される。本格的な捜査に乗り出したマチューは、被害者の一人が夫に残した事故直前の留守電を聞いて、ブラックボックスの音と違うことに愕然とする。今、マチューのキャリアと命をかけた危険な探求が始まる──。(公式サイトストーリーより抜粋)
失踪した分析官、データの改ざん、本当は何が起きたのか?手掛かりは「音」だけ。デジタルというものが必ずしも万能でないということを観客に知らせるために製作され、フランスでヒットしたと考えられる映画。乗客は旅客機の欠点を知らずに乗っていることになる。ムービープラス。
2023年9月16日(土)福分という言葉
ワインを晩酌している
高いワインがおいしいことは知っているが
高いワインを飲もうとは思わない
自分の生活レベルに合った
ワインを飲めればいいと心がけている
背伸びをしない福のことを福分という
朝食をつくりニュースを観ながら細君と食べる。
洗濯物を外干しして、自治会の会合へ出かけた。
お祭りの反省会からはじまり10議題を12時まで報告と議論をした。家に戻り、新聞を読んで細君が用意した弁当を食べた。
大相撲を観戦しながら過ごした。大関が二人負け、平幕の優勝の予感もする。
相撲のあとで風呂場掃除をして、点眼して、晩酌して、ざるそばを食べ、梨を食べた。
ラグビーワールドカップを観ながら途中で風呂に入り、またワールドカップを観戦した。サモアVSチリ。
レモン酢を飲んで、ブログの更新をして、ごきげんようお休みなさい。
読書を楽しむ「簑輪諒 化かしもの 戦国謀将奇譚」
比叡山延暦寺の僧・宮部善浄坊継潤は
戒律を無視して酒や女に溺れ
権力や権益の奪い合いに熱中する
高僧たちに失望し、山を降り
武将として生きる道を選んだ
継潤は北近江の浅井長政に招かれたが、そこは安住の地ではなく、武功を挙げても譜代の家臣でないため前線の防御程度でしかなかった。そんなとき使者に扮した秀吉が継潤を訪ね織田家に誘った。そのときの殺し文句が「九牛の一毛に過ぎない」と言った。浅井家に尽くして戦い抜き、死して勇を示したとしても、虫けらが野垂れ死ぬのと同じだと。その言葉は浅井家を寝返るには十分過ぎる理由だった。1581年、天下統一を目指す織田信長は秀吉に敵方の重要拠点である因幡鳥取城攻略を命じた。鳥取城主は秀吉の政略に降伏・臣従したが、重臣たちが反発し城主を追放し、毛利家から派遣された吉川経家を新城主にした。秀吉は兵糧攻めにしたが鳥取城は落ちる気配を見せなかった。秀吉は補給路の一角を占めている鳥取の支城、雁金山城を落とせと命じた。この城は鳥取城から1キロも離れていないため継潤が七、八百の手勢を率いて攻めても背後から鳥取城の数千の将兵に捻りつぶされるかもしれなかった。継潤は、この城を落とせば第一巧は当家のものぞ!銭や領地が欲しければ、己が腕と足で稼ぎだせと激を飛ばし、激戦の末、半日で雁金山城は落城した。(悪僧)